もう３０年ほど前になるでしょうか、シャプティエさん（既に経営から離れているお兄さんの方（・・だったと思う））が地元の地方都市まで来て、ワイン会が催され参加しました。その時、「バルブ・ラックは評価も良いし、直ぐ売り切れるので、見かけたら買った方が良い」とか何とか言っていたのを律儀に憶えていまして、以後、機会有るごとに購入して後日飲んだり、レストランで見かけ時も飲んでみたりしていました。 割と定期的に幾つか飲んだ筈ですが（主に９０年代のワイン）、それなりに良いワインなのですが、何だか堅い様な感じで、それほど美味しいと思った事は今まで無かった様に思います。（なので２０００年以降はもう買っていない） ２本買った９７の残りがまだ１本残っていまして、９７はそれ程評価も良くない事も有り、とにかくそろそろ飲んでしまわなければ、と言う思いで開けてみましたが、あまり期待してなかったのに反して、充分に熟成していたからでしょうか、香りにもテイストにも広がりが有って、とても美味しかったです。 ホントにワインって、実際に開けて飲んでみなければわかりませんね。

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