南アフリカ ステレンボッシュ シラー 2019年 Alc.12.5% ブルーベリー、スミレ、乾いた石、毛皮、クローブや白コショウ、ピンクペッパー、仄かに石鹸のような香りも。 口に含むと、紫系フルーツの甘酸っぱさにスパイスが調和したエレガントなアタック。 まだ若いヴィンテージながら刺々しさがなく、各要素が調和してエレガント。 比較的サラッとした酒質で重心が高く、こじんまりとした球体とも思えるバランス感とウエイト感。 香りに現れてる要素が一旦まとまって球体となり、そのシルエットを保ったままフェードアウトして舌に溶け込んでいく感じ。 2日目 全体的に一回り円が大きく。 収斂味も微増でややワイルドな一面も。 とは言え、エレガントで特に余韻に掛けてはふんわりフラワリー。 初めて頂く造り手さんです。 香りにはシラーのスパイスがしっかり感じられるのですが、味わいは熱量控え目チャーミング寄りを目指してるのかな？って感じです(^ ^) ブルゴーニュグラスで頂きたい感じ！？ ブーケンハーツクルーフで醸造責任者を努めてた方が独立して立ち上げたワイナリーとの事ですけど、7つの椅子のシラーとはキャラが違いますね〜 この子は透明感ありーの重心高めです。 飛び飛びで抜栓から1週間かけて経過を見たんですけど、薔薇がどんどん花開いていくような展開で、最終日がベストでした！！ 北ローヌで自然なアプローチで造ってる、例えばダール エ リボの雰囲気に近いかも！？ 違うエリアからのブドウを使ったボトルも買ってみたので、どこかであけてみます♪

Toshio Iimura