ボルドー出身の醸造家の作。ウィラメットヴァレーの5つの畑の葡萄から成っている。 コールドマセラシオン後、開放型ステンレスタンクで発酵。21日間、スキンコンタクトをしながらパンチダウンを行ない、グラビティフローで樽へ移し5ヶ月のMLF。新樽率20%のフレンチオークで10ヶ月熟成、無濾過無清澄にてボトリング。 柑橘系とカシス系のアロマ、豊富で綺麗かつまろやかな酸が色合いと調和した豊富なタンニンと共に強靭な骨格を形成している。 抜栓後に豊かな変化を楽しめるタイプのワインのため、どのタイミングで飲んだかにより印象はかなり異なるだろう。 以前に飲んだ時よりも当然熟成感は出ているが、澄み切ったフレッシュなテイストは失われていない。 ワインに豊富な酸を求めるタイプの方にはオススメのウィラメットヴァレーPN。

m.shingo