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3.0
■テイスティングノート ○アロマ すもも、石灰、マスカット(レゼルヴ) ○ブーケ パイナップル、若いアプリコット、ナッツ、ドライフルーツ ○味わい ミレジム香、ムニエの豊潤、シャルドネのフィネスが分かりやすく感じられるシャンパーニュの入門的キュヴェ。 しっかり瓶熟されているが、余韻が短く、少々ボヤけた印象。もう少しミネラルと酸のストラクチャーがあればGrand Vin。 ■生産者について ミシェル家はムースィ村の4haの畑を1847年から所有しており、1912年に自社瓶詰めを開始した。1955年からジョゼ・ミシェル氏がメゾンの責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して生むシャンパーニュは、素晴らしく長命で例えば、2009年に抜栓した1959年は、まだまだ活き活きとした生命感と美しい香り高さを保っていた。「ブリュット スペシャル・クラブ」は1920年代植樹の古木から。70年代80年代などの6つのヴィンテージをブレンドした野心的大作「ヴュー・ミレジメ」もリリースする。レコルタン・マニピュランの先駆でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことも、忘れてはならない彼の功績だ。2019年惜しまれながらジョゼ氏は他界してしまったが、60年を越えるシャンパーニュ造りの知見を盤石の土台として踏まえる彼の諸作品は、まさに匠の技そのものであった。ジョゼ氏の最後のヴィンテージとなった2019年は、彼の孫であるアントナンとともに行い、現在はアントナンがメゾンの運営とシャンパーニュの醸造を担う。同世代の造り手たちとも親交の広いアントナンは、まずはビオロジック栽培への転換を進めているそうだ。これからに期待したい。
ひつじ、
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■テイスティングノート ○アロマ すもも、石灰、マスカット(レゼルヴ) ○ブーケ パイナップル、若いアプリコット、ナッツ、ドライフルーツ ○味わい ミレジム香、ムニエの豊潤、シャルドネのフィネスが分かりやすく感じられるシャンパーニュの入門的キュヴェ。 しっかり瓶熟されているが、余韻が短く、少々ボヤけた印象。もう少しミネラルと酸のストラクチャーがあればGrand Vin。 ■生産者について ミシェル家はムースィ村の4haの畑を1847年から所有しており、1912年に自社瓶詰めを開始した。1955年からジョゼ・ミシェル氏がメゾンの責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して生むシャンパーニュは、素晴らしく長命で例えば、2009年に抜栓した1959年は、まだまだ活き活きとした生命感と美しい香り高さを保っていた。「ブリュット スペシャル・クラブ」は1920年代植樹の古木から。70年代80年代などの6つのヴィンテージをブレンドした野心的大作「ヴュー・ミレジメ」もリリースする。レコルタン・マニピュランの先駆でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことも、忘れてはならない彼の功績だ。2019年惜しまれながらジョゼ氏は他界してしまったが、60年を越えるシャンパーニュ造りの知見を盤石の土台として踏まえる彼の諸作品は、まさに匠の技そのものであった。ジョゼ氏の最後のヴィンテージとなった2019年は、彼の孫であるアントナンとともに行い、現在はアントナンがメゾンの運営とシャンパーニュの醸造を担う。同世代の造り手たちとも親交の広いアントナンは、まずはビオロジック栽培への転換を進めているそうだ。これからに期待したい。
ひつじ、