Renato Ratti Barolo Rocche写真(ワイン) by Daichi

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REVIEWS

ワインRenato Ratti Barolo Rocche(2007)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーション
飲んだ日2017-02-10
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価格
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Daichi

レナート・ラッティ バローロ・ロッケ 2007 バローロ中心部のラ・モッラ村に居を構えるレナート・ラッティ。 創業者のレナート・ラッティ氏は1934年に生まれ、アルバでワインの醸造を学んだ後、チンザノ社のサン・パウロ支店でスパークリング・ワインやヴェルモットを生産する担当者としてブラジルに移住したそうな。 ブラジルのような広大かつ挑戦的な国で得られた経験が、レナート氏が後々ピエモンテに戻って働くにあたっての基本姿勢に影響を与えたとされているらしい。 WA93+。 エッジは熟成感のある橙。 アロマはブラックベリー、レッドベリー、ダークチェリー、ミントの清涼に甘い薔薇のフレグランス、独特な東洋の香草のニュアンスも特徴的なのかも。キューバ葉巻のようなスモーク、モカのような柔らかく落ち着きのある甘さ、相まって腐葉土のような膨よかさも含み、鉄分の豊富さも想定させる。 赤がメインを占めるが、黒の深みも十分に感じさせる果実味、粘性は強い。酸はきめ細かく、シルキーで深みのあるタンニンは妖艶さを醸し出すストラクチャーに現れるかな。余韻はオールディーなリコリス、ラズベリー、葉巻、バニラエッセンス、黒糖などの複雑なコクに包まれる。 バローロってこんな感じだったっけ?と良い意味で思わせる一本。南アフリカのような新世界のニュアンスは強いかな。モノによるがアマローネクラスの糖度はあると思われる。 今飲むなら開けてすぐ飲めるワインでもあるが、個人的には時を感じながらゆっくり飲むのにちょうど良い具合に熟成されてるワインでもあると俺は思う。

Daichi

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