久しぶりに頂くベナンティ。 前にエトナを良く頂いていた際に同じワインを飲んだことがらございます。 書籍によってはピノ・ノワールの亜種だとか、実は全く関係のない品種だとか言われているネレッロ・マスカレーゼ。 真相はいかがでしょうか？ と言ってる間にこれはピノ・ノワールだ！という意見が聞こえてきました。 やや濃いガーネットの外観。 サワーチェリーの四方に拡散する果実の香り。 他にはバラなどのフラワリーな香りにほどほどに黒糖と、とても華やか。 トーンの高い果実の風味。 とても滑らかで奥深い鋭いミネラルと果実。 アイアンは強く存在するが、不快ではなく、苦味のあるアフターが、果実感と相まりクセになる。 これはいいワインでございました。 カラブレッマのような野性味はなく、精錬で淀みなく、満足感の高い一本でございます。 また追いかけたいワインが増えてしまいました。

vin-be 1.1