Geyser Peak California Pinot Noir写真(ワイン) by m.shingo

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REVIEWS

ワインGeyser Peak California Pinot Noir(2012)
評価

1.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーション
飲んだ日2016-04-27
飲んだ場所
買った日
買った場所
購入単位
価格帯
価格
インポーター

COMMENTS

m.shingo

控えめだが魅力的なドライフルーツの香り。 もともと多くはなかったであろうタンニンは、短い年月の間にまろやかさを身に付けているようだ。 酸は、表示よりも高めだったのではないかと思われるアルコールとエステル化を進めて、複合的な熟成香に変化したのではないか、と思わせる程度に控えめな印象しかない。 一見、甘いのか?と思わせがちな口当たりは、その香りによるものなのだろう。残糖を疑うような甘みとは全く違うことに、程なく気付く。 酸がとにかく目立つブルゴーニュ的なピノノワールで育てられた味覚だと、これはピノノワールなのか?と疑問を抱かせるかもしれない。が、先入観無しに飲めば、純粋に美味しいピノノワールであり、このタイプのワインに否定的なコメントをする意味などない、と僕は思う。 ピノノワールにおいて、複数の畑のブドウのブレンドは、好意的に受け止められることはあまりない。だが低価格のワインは必然的にいわゆるブレンドになるので、狙った効果ではないかもしれないが、ブレンドならではの味わいのまろやかさが表れているように思う。AVAやAOPを、あるいは同一アペレーション内の異なる畑をブレンドさせることは、格下げに等しいのはニューワールドでも変わらないが、いずれその認識が変わる日が来るかもしれない。オレゴンやカリフォルニアのピノノワールの、ブレンドタイプを飲むと、たまにそう思うことがある。 もちろんこれは、安く美味しく、というシンプルなテーマで作られたワインなので、そんな考えはないのだろうが、素直に美味しいのでそんな事まで考えてしまう。

m.shingo

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