コート・デュ・ローヌの南部の品種といえばグルナッシュ。三本目はこのワインでした。調べてみるとムーラン ド ラ ガルデットはジゴンダスにあり５世代に渡る家族経営のドメーヌ、１９９４年よりジャン・バプティスト・ムニエ氏が経営。ジゴンダスの丘の好位置に７ヘクタールの畑を所有しています。葡萄はグルナッシュを中心に平均樹齢は６５年、なんと１００年をこえる樹もあります。新樽での熟成は３割、ろ過せず瓶詰。果実味タップリの豊かで滑らかな味わい。ムーラン　ド　ラ　ガルデッドのワイナリーがあるジゴンダスは、コート　デュ　ローヌの赤とロゼワインを産出する栽培地で、平地から丘陵地に入り込んでいます。 　このあたりは日差しが強く、気温が上がりやすいため、白ワインのブドウ種を植えても、新鮮な酸味を保つこととができません。 その温暖な気候のためワインは驚くほど濃厚で、グルナッシュ種を中心とするスパイシーな赤ワインがほとんどですとのこと。

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