程良く熟した果実の香りがバランス良いです。それでいてスパイシーさが追いかけてもきます。少しミントのニュアンスもあります。 葡萄はティンタ·デ·トロですが、少しばかりグルナッシュ的な、少しばかりテンプラニーリョ的な、そんなイメージもあるかもしれない。 これはチーズよりもお肉に合うのかな？サラミとかカルパスみたいな味が凝縮されたお肉に応えてくれます。じんわり感じる酸味がそうさせてるのかな。香りは華やかに変化しながらも、味わいはそこそこボリュームがあって時間をかけて楽しめるタイプ。しかも、72%カカオのチョコとも良くマリアージュして、ふわぁ〜って感じ。 あれ？そうこうしてるうちに甘酸っぱい苺がひょこっと出てきました！ある程度ガツンときて、程良くベリー系で、タンニンはとてもまろやか。このバランスが良いですね。そして薔薇もちょっと出てきましたよ。 そんな感じのワイン。

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