なかなか珍しい、タンザニアのワイン。意外とこの国のワイン生産は歴史があって、独立後間もない1969年にこのワインの生産者である官営のDodoma Wine Company (DOWICO)が設立され、その社名の由来となっている、法律上の首都ドドマ周辺でワイン産業が発達しています。主にシュナン・ブラン、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されているようです。Wikipediaにタンザニアのワイン産業についてのページがあるのにも驚きましたが、サブサハラ・アフリカでは南アに次ぐ規模なんだとか。 このDodoma Wine Company、現在は 民間資本のTanzania Distilleries Ltd.に買収され、現在はブランドのみが残り、実際の生産はCentral Tanzania Wine Company (CETAWICO)が行っています。南アフリカの技術支援を受けているとのことで、想像以上に品質が高いことや、白ワインの主要品種がシュナン・ブランなのもそうしたことが背景にあるのかも。 香りも味も、やや薄いかなー。Alc.12%ですが、軽く感じます。

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