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4.0
焼き鳥コースとヤンくんの裏ペアリングの会 白レバー 秘伝のたれ焼き ポワフルメランジェ x スペイン カタルーニャの自然派 パルティーダ・クレウスのGT、品種は聞いたことのないガルー ピエモンテ出身のイタリア人が造っているらしい これだけグラスの写真がない 〈参考〉 品種: ガルー 土壌: 粘土石灰質土壌 醸造: 完璧に除梗し、粒状態で慎重に3日ほどマセラシオン。 4ヶ月美しいオリとともにタンクで馴染ませた後長い樽熟に移る。 栽培が難しいガルー。 だからこそ、新しいチャレンジに取り組むマッシモワールド全開! ベリー系の酸が特徴的な赤。 ~「空」も「海」も愛した彼が最終的にたどり着いた「土」 本当の自然の声を聴き、大地の本音をワインに詰め込むマッシモの「ガル―」の表現を山田がカタる!~ Garrut ガルー。聞き慣れないぶどうだろう。 このぶどうは紀元前500年というから、今から2500年も前に、フェニキア人がスペインにもたらしたという説があるほど、大昔のぶどうだ。 スペイン南東部に上陸した時はモナストレルと名付けられた。 後に北上し南フランスではムールヴェードルとなった。 オーストラリアへも渡り、古いカタラン語でマタロと呼ばれた。 ムールヴェードルやモナストレルと聞いて、どのようなスタイルを想像するだろうか? 必ずといってよいほど「high alcohol , tannins , blackberry notes」となる(笑)。 「プロヴァンスのワインは、バンドールに見られるように、ムールヴェードルが支配的。だから、タンニンが強く、アルコール高く、硬いワインになりがちだ、、、」と。 スペインでも、バレンシア方面では、モナストレルを使い、ひたすら濃く、強く、アルコールで押し切るワインが続出した時期があった。 アルコールも、14、15%までザラにあがった。 これを某アングロサクソン系の評論家が高ポイントを連発し、スペインバルでよく見かけたものだ。 このぶどうは、カタルーニャ地方のペネデス沿岸に渡って「ガルー」と名乗り、土着ぶどう化した。 この地の本当の自然の声を聴き、大地の本音をワインに詰め込むマッシモの目には、ガルーの正体はどう映ったのだろうか? パルティーダの自然溢れる畑では、ガルーは石灰系に粘土、そしてゴロゴロした石の区画に育っている。 マッシモは、このぶどうを他のスモイなどとは異なった仕込みをした。 完璧に除梗し、粒状態で慎重に3日ほどマセラシオン。4ヶ月美しいオリとともにタンクで馴染ませた後長い樽熟に移る。 還元性の強いぶどうであることも思慮されてのことだろうか? 詰め込まれた液体がグラスに注がれると、その色合い、かぐわしい熟したややジャミーな香りからも、他のパルティーダとは一線を画すことが分かる。 しかし、、。あのステレオタイプの「アルコール!タンニン!ブラックベリー!」とは全く異なるのだ。 極限にまで細やかでふんわり舌に絡みつく果実感。なんと柔らかな! ムールヴェードルの一般コメントと真逆を行く。しかし、スモイより明らかな豊満感! マッシモの目には、こんな風にガルーの正体が見えていたのだろうと思うと、なぜか、口に含むたびに背中がゾクゾクする。さて、アルコールは何度だろうか? (BMO代表 山田 筆) 【スペインにも現れた!真のテロワールワイン】 皆さんのスペインワインの印象は太陽を感じる濃くてタップリとした味わいだろうか? リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、プリオラートに代表されるように口に含むと爆発的に濃厚な果実が広がり、樽熟すると樽香と共にマッタリ濃厚な果実を感じるというのが一般的なイメージ。 マッシモ氏が自然に忠実に造るワインは、この世界とは遠くかけ離れた別次元のワイン! 畑はもちろん不耕作。ぶどうは一見どこにも見当たらないほど多種多様な植物の中に埋もれている。 やっと見つけたぶどうの木の枝は天高く枝が伸び切り、今までに見たことがない畑。 「この畑には雑草など存在しない。森にある植物は全て何らかの役割をして互いに良い影響を与えているんだ」 自然がくれた環境でスモイ、ガルー、ヴィニャテール、カルトゥシャ・ベルメイなど、この土地に元々あった地場品種だけを使った真のテロワールワインを造ることだけに全力を注いでいる。 【テクニカルデータ】 ピカピカの床、清潔なカーヴは地下にあるので常に涼しい温度が保たれている。 収穫後のぶどうは一切冷やさない。温度管理をしない理由は、出来たワインが美味しいというだけの判断軸で考えるのではなく、ぶどう自体のスピリットを壊したくないからだ。瓶詰まで一貫してSO2ゼロ。 天然酵母で発酵、ノンフィルター。もちろん畑には銅や硫黄も一切まかない。
ぺんぺん
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焼き鳥コースとヤンくんの裏ペアリングの会 白レバー 秘伝のたれ焼き ポワフルメランジェ x スペイン カタルーニャの自然派 パルティーダ・クレウスのGT、品種は聞いたことのないガルー ピエモンテ出身のイタリア人が造っているらしい これだけグラスの写真がない 〈参考〉 品種: ガルー 土壌: 粘土石灰質土壌 醸造: 完璧に除梗し、粒状態で慎重に3日ほどマセラシオン。 4ヶ月美しいオリとともにタンクで馴染ませた後長い樽熟に移る。 栽培が難しいガルー。 だからこそ、新しいチャレンジに取り組むマッシモワールド全開! ベリー系の酸が特徴的な赤。 ~「空」も「海」も愛した彼が最終的にたどり着いた「土」 本当の自然の声を聴き、大地の本音をワインに詰め込むマッシモの「ガル―」の表現を山田がカタる!~ Garrut ガルー。聞き慣れないぶどうだろう。 このぶどうは紀元前500年というから、今から2500年も前に、フェニキア人がスペインにもたらしたという説があるほど、大昔のぶどうだ。 スペイン南東部に上陸した時はモナストレルと名付けられた。 後に北上し南フランスではムールヴェードルとなった。 オーストラリアへも渡り、古いカタラン語でマタロと呼ばれた。 ムールヴェードルやモナストレルと聞いて、どのようなスタイルを想像するだろうか? 必ずといってよいほど「high alcohol , tannins , blackberry notes」となる(笑)。 「プロヴァンスのワインは、バンドールに見られるように、ムールヴェードルが支配的。だから、タンニンが強く、アルコール高く、硬いワインになりがちだ、、、」と。 スペインでも、バレンシア方面では、モナストレルを使い、ひたすら濃く、強く、アルコールで押し切るワインが続出した時期があった。 アルコールも、14、15%までザラにあがった。 これを某アングロサクソン系の評論家が高ポイントを連発し、スペインバルでよく見かけたものだ。 このぶどうは、カタルーニャ地方のペネデス沿岸に渡って「ガルー」と名乗り、土着ぶどう化した。 この地の本当の自然の声を聴き、大地の本音をワインに詰め込むマッシモの目には、ガルーの正体はどう映ったのだろうか? パルティーダの自然溢れる畑では、ガルーは石灰系に粘土、そしてゴロゴロした石の区画に育っている。 マッシモは、このぶどうを他のスモイなどとは異なった仕込みをした。 完璧に除梗し、粒状態で慎重に3日ほどマセラシオン。4ヶ月美しいオリとともにタンクで馴染ませた後長い樽熟に移る。 還元性の強いぶどうであることも思慮されてのことだろうか? 詰め込まれた液体がグラスに注がれると、その色合い、かぐわしい熟したややジャミーな香りからも、他のパルティーダとは一線を画すことが分かる。 しかし、、。あのステレオタイプの「アルコール!タンニン!ブラックベリー!」とは全く異なるのだ。 極限にまで細やかでふんわり舌に絡みつく果実感。なんと柔らかな! ムールヴェードルの一般コメントと真逆を行く。しかし、スモイより明らかな豊満感! マッシモの目には、こんな風にガルーの正体が見えていたのだろうと思うと、なぜか、口に含むたびに背中がゾクゾクする。さて、アルコールは何度だろうか? (BMO代表 山田 筆) 【スペインにも現れた!真のテロワールワイン】 皆さんのスペインワインの印象は太陽を感じる濃くてタップリとした味わいだろうか? リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、プリオラートに代表されるように口に含むと爆発的に濃厚な果実が広がり、樽熟すると樽香と共にマッタリ濃厚な果実を感じるというのが一般的なイメージ。 マッシモ氏が自然に忠実に造るワインは、この世界とは遠くかけ離れた別次元のワイン! 畑はもちろん不耕作。ぶどうは一見どこにも見当たらないほど多種多様な植物の中に埋もれている。 やっと見つけたぶどうの木の枝は天高く枝が伸び切り、今までに見たことがない畑。 「この畑には雑草など存在しない。森にある植物は全て何らかの役割をして互いに良い影響を与えているんだ」 自然がくれた環境でスモイ、ガルー、ヴィニャテール、カルトゥシャ・ベルメイなど、この土地に元々あった地場品種だけを使った真のテロワールワインを造ることだけに全力を注いでいる。 【テクニカルデータ】 ピカピカの床、清潔なカーヴは地下にあるので常に涼しい温度が保たれている。 収穫後のぶどうは一切冷やさない。温度管理をしない理由は、出来たワインが美味しいというだけの判断軸で考えるのではなく、ぶどう自体のスピリットを壊したくないからだ。瓶詰まで一貫してSO2ゼロ。 天然酵母で発酵、ノンフィルター。もちろん畑には銅や硫黄も一切まかない。
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