イタリア中西部トスカーナ州ボルゲリ、レ・セッレ・ヌオーヴェ・デル・オルネッライア2019。メルロー54%、カベルネ・ソーヴィニヨン28%、カベルネ・フラン14%、プティ・ヴェルド4%。 色味はガーネット、香りはブラックベリーのバランスにカシスのニュアンス、、リコリスのスパイス香、タバコやスモーキーな樽香。 飲み口は重めの口当たり、ふくよかな果実味にバランスよいさわやかな酸味、厚みあるが口当たりの良いタンニン。 「LSN」の略称であるレ・セッレ・ヌオーヴェ、意味はなぜか「新しい温室」。四大スーパータスカンの一角であるオルネライアのセカンドワイン。スーパータスカンならではの、ボルドースタイルながら明るい表情のワイン。もちろん今飲んでも美味しいが、酸とタンニンがややしっかりしているので少し寝かしても良いかもしれない。

TKR