シャトー ド フラン 2016 フラン コート ド ボルドー スペシャル キュヴェのレ セリジェは2012,2012,2015を飲んでいるものの、スタンダード キュヴェのコチラは初めて。 レ セリジェ、飲んだことが有るいずれのヴィンテージも樽を効かせ過ぎで好みではなかったけど、このスタンダード キュヴェはどの様な仕上がりなのか？ メルロー70% カベルネ フラン20% カベルネ ソーヴィニヨン10% 抜栓直後は酸が強い印象を受けたものの徐々に落ち着く。 カシスやプラムの果実香。 メルローらしい柔らかな果実味と穏やかなタンニン。 アフターにかけてはほのかにスパイスのニュアンス、ボルドーらしい複雑感もそれなりにある。 ミディアムボディながら凝縮感に欠けることもなくバランスも良い。 既に飲み頃。 レ セリジェみたいに樽がでしゃばることもなく、果実味を純粋に楽しむことができるコチラの方が当然好み。 円安の現在でも2千円台前半の価格で購入可能なコチラ、デイリーワインとして充分満足できる1本かと。

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