色は光を通す紫。 香りはチェリー、木苺、サンザシ、菩提樹など年代にしてはかなり落ち着きがある。 アタックは弱くかだらかで少し強めの酸が長く、開けたてはごく僅かに発泡感がある。 落ち着いた果実味のあとに松ヤニや杉を思わせる樽とザラつくタンニンが若さを伺わせる。 時間を置くとエグミが増すので開けて早めに飲むのが良さそう。 全体的に落ち着きがあり陰性なピノで硬さは強いが長熟しそうなボリューム感もないので2〜3年くらいでピークかなぁ 14年にしてはとても落ち着きもあリエレガントさもありテーブルワインのピノと言った感じかなぁ

梛野将司(なぎのまさし)