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【今夜は月例ワイン会】3 次はaiaisarusaru様の変化球 プリモ・パラテューム 2000ジュランソン・セック・キュベ・ミトロジア プリモ・パラテューム、とても懐かしい作り手(  ̄- ̄)トオイメ 2000ヴィンテージ前後の一瞬だけ日本のワイン界を賑わしていた印象で、その時にこのジュランソンを購入して数年後飲みました。 ヴィンテージは同じ2000、1999だったかも知れません。 プティ・マンサンという未知の品種を使った、謂わば珍品枠でした。 とても個性的な香味でしたが、まだ先があると思ったジュランソン。 どんな熟成をしているのか、興味深くいただきました。 テイスティングしたご主人は「辛口だけど、デザートに合わせたいから後で」、香りを嗅いだaiaisarusaru 様は「ヤバい香り」との事でしたが、ご主人は「こちらのコンソメスープにも合わせたい」との事で急遽投入。 褐色、アンバーの色合い。 これはもしかして・・・ うーん、私的には紹興酒の香味を拾ってしまって「ノーサンキュー」でした(>_<) ご主人はデザートに合わせたいと仰ってましたが、私の好みから言うとそんな風にしないと飲めないワインというか、若い頃の方が美味しかった記憶です。 とはいえ、コンソメスープともマリアージュするのは確かでしょうし(私は合わせませんでしたけど)、懐かしい作り手、思いがけないジュランソンとの再会は印象に残ります。 アリゴテうございました✨️ 今夜のスープは猪のコンソメスープだそうですが、ワイルドな熊のパテに比べると繊細かつ上品な香味で猪とは思えない印象でした。 昔、一度だけいただいた幻のエゾライチョウのコンソメに似ていたような気がして、記憶が甦りました。 【ショップ情報】 プリモ・パラテュームはボルドーに本拠を置くスーパー・ネゴシアンで、醸造家グザヴィエ・コペルによって1996年に設立されました。プリモ・パラテユームの哲学は、個々のブドウ品種とテロワールを完全に尊重しながら、可能な限り最大限に最高の品質のワインを造ることです。 グザヴィエ・コペルは各アペラションにパートナーである栽培家を持っており、彼らと密接に協力しながらプリモ・パラテュームのワインを造っています。プリモ・パラテュームのワインは、各栽培家自身のワインとは全く別に栽培から収穫、選別、醸造、熟成、瓶詰めに至るまで、すべてがグザヴィエ・コペルの監督と指示に従って各栽培家の下で行われます。つまり、プリモ・パラテュームのワインは、グザヴィエ・コペルの方法で特別にオーダーメイドされたオートクチュール・ワインと言えるでしょう。 各ワインの生産量が少ないのには理由があります。使用されるブドウは、それぞれの栽培家の畑で育った樹齢50年以上のヴィエイユ・ヴィーニュの最上の区画から収穫されたもののみ。ブドウは低収量で完熟、時には過熟とさえいえるものだけが収穫されます。これをさらに選別し、選りすぐりの最上ブドウのみを使用するからなのです。 プリモ・パラテュームのワインは一部の白ワインとポートを除き、すべてが新樽でシュール・リー熟成されます。赤ワインはマロラクティック発酵も新樽で行われます。カオール、マディランに至ってはなんと新樽200%。しかしワインはしっかりとした果実味があるため樽香が突出することなく、すばらしいバランスと複雑さを醸し出しています。 グザヴィエ・コペル(Xavier Copel)が興した新世代ネゴシアン「プリモ・パラテューム」を代表する1本とも言えるのが、この「ジュランソン・セック ミトロジア」です。セパージュはプティ・マンサン100%で、年間1,200本と僅かな生産になっています。 ジュランソンは遅摘系甘口ワインで有名な産地で、評価の高い2000年ヴィンテージに関しても極甘口系の風味を兼ね備えたスタイルとなっていましたが、この1999年ヴィンテージに関しては完全な「セック」と言える辛口風味が印象的で、堅牢感のある体躯に厳格な表情がビリビリ伝わります。とはいえ、プリモ・パラテュームらしい圧倒的な果実の凝縮力が健在で、全体をうまく整えトゲのない口当たりの良さを生みだしてくれます。 ある程度の瓶熟成の成果が出ているのか、抜栓直後から素直に美味しく(翌日よりも抜栓日の方が僅かながら全開度が上かも!?)、果実の豊満さや芳醇さを素直に享受し楽しむことができます。純粋な葡萄力としては2000年に譲るものの(と言っても優劣ではなく指向性の問題)、世界観や精緻さは文句のないレベルで、コアの力強さや今すぐ飲んで楽しめる熟成感など、より評価できる面もあるので価格帯の折り合いさえつけばぜひお薦めしたい1本
chambertin89
プリモ・パラテューム初めて知りました^ ^;;この色合いはなかなかにギャンブルですかね??
Eiki
Eiki様 これは好みが分かれるワインかと思います。 好きな方は好きだと思いますけど、私にはちょっと、でした(笑)
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【今夜は月例ワイン会】3 次はaiaisarusaru様の変化球 プリモ・パラテューム 2000ジュランソン・セック・キュベ・ミトロジア プリモ・パラテューム、とても懐かしい作り手(  ̄- ̄)トオイメ 2000ヴィンテージ前後の一瞬だけ日本のワイン界を賑わしていた印象で、その時にこのジュランソンを購入して数年後飲みました。 ヴィンテージは同じ2000、1999だったかも知れません。 プティ・マンサンという未知の品種を使った、謂わば珍品枠でした。 とても個性的な香味でしたが、まだ先があると思ったジュランソン。 どんな熟成をしているのか、興味深くいただきました。 テイスティングしたご主人は「辛口だけど、デザートに合わせたいから後で」、香りを嗅いだaiaisarusaru 様は「ヤバい香り」との事でしたが、ご主人は「こちらのコンソメスープにも合わせたい」との事で急遽投入。 褐色、アンバーの色合い。 これはもしかして・・・ うーん、私的には紹興酒の香味を拾ってしまって「ノーサンキュー」でした(>_<) ご主人はデザートに合わせたいと仰ってましたが、私の好みから言うとそんな風にしないと飲めないワインというか、若い頃の方が美味しかった記憶です。 とはいえ、コンソメスープともマリアージュするのは確かでしょうし(私は合わせませんでしたけど)、懐かしい作り手、思いがけないジュランソンとの再会は印象に残ります。 アリゴテうございました✨️ 今夜のスープは猪のコンソメスープだそうですが、ワイルドな熊のパテに比べると繊細かつ上品な香味で猪とは思えない印象でした。 昔、一度だけいただいた幻のエゾライチョウのコンソメに似ていたような気がして、記憶が甦りました。 【ショップ情報】 プリモ・パラテュームはボルドーに本拠を置くスーパー・ネゴシアンで、醸造家グザヴィエ・コペルによって1996年に設立されました。プリモ・パラテユームの哲学は、個々のブドウ品種とテロワールを完全に尊重しながら、可能な限り最大限に最高の品質のワインを造ることです。 グザヴィエ・コペルは各アペラションにパートナーである栽培家を持っており、彼らと密接に協力しながらプリモ・パラテュームのワインを造っています。プリモ・パラテュームのワインは、各栽培家自身のワインとは全く別に栽培から収穫、選別、醸造、熟成、瓶詰めに至るまで、すべてがグザヴィエ・コペルの監督と指示に従って各栽培家の下で行われます。つまり、プリモ・パラテュームのワインは、グザヴィエ・コペルの方法で特別にオーダーメイドされたオートクチュール・ワインと言えるでしょう。 各ワインの生産量が少ないのには理由があります。使用されるブドウは、それぞれの栽培家の畑で育った樹齢50年以上のヴィエイユ・ヴィーニュの最上の区画から収穫されたもののみ。ブドウは低収量で完熟、時には過熟とさえいえるものだけが収穫されます。これをさらに選別し、選りすぐりの最上ブドウのみを使用するからなのです。 プリモ・パラテュームのワインは一部の白ワインとポートを除き、すべてが新樽でシュール・リー熟成されます。赤ワインはマロラクティック発酵も新樽で行われます。カオール、マディランに至ってはなんと新樽200%。しかしワインはしっかりとした果実味があるため樽香が突出することなく、すばらしいバランスと複雑さを醸し出しています。 グザヴィエ・コペル(Xavier Copel)が興した新世代ネゴシアン「プリモ・パラテューム」を代表する1本とも言えるのが、この「ジュランソン・セック ミトロジア」です。セパージュはプティ・マンサン100%で、年間1,200本と僅かな生産になっています。 ジュランソンは遅摘系甘口ワインで有名な産地で、評価の高い2000年ヴィンテージに関しても極甘口系の風味を兼ね備えたスタイルとなっていましたが、この1999年ヴィンテージに関しては完全な「セック」と言える辛口風味が印象的で、堅牢感のある体躯に厳格な表情がビリビリ伝わります。とはいえ、プリモ・パラテュームらしい圧倒的な果実の凝縮力が健在で、全体をうまく整えトゲのない口当たりの良さを生みだしてくれます。 ある程度の瓶熟成の成果が出ているのか、抜栓直後から素直に美味しく(翌日よりも抜栓日の方が僅かながら全開度が上かも!?)、果実の豊満さや芳醇さを素直に享受し楽しむことができます。純粋な葡萄力としては2000年に譲るものの(と言っても優劣ではなく指向性の問題)、世界観や精緻さは文句のないレベルで、コアの力強さや今すぐ飲んで楽しめる熟成感など、より評価できる面もあるので価格帯の折り合いさえつけばぜひお薦めしたい1本
chambertin89