Weingut Dr. Heger Mimus Spätburgunder trocken
ドクター・ヘーガー ミムス シュペートブルグンダー トロッケン

ドイツのピノ、シュペートブルグンダー。ベーレンアウスレーゼと並んで声に出したいドイツ語上位に入るシュペートブルグンダー。1万円ピノ3本セットに入ってたやつだったか。色は、ピノとしてはやや濃いめのルビー。2015だからかエッジにほんのり褐色が見える。香りは、まさにブルピノ的。キノコやホコリ、土のようなニュアンス。でも口にすると、思った以上にフレッシュな果実味の凝縮感が強い。赤果実、薔薇、赤い花、アニスやクローヴなんかのスパイス、ブルっぽい樽感。ブルゴーニュと新世界の中間的な。ブラインドで出されたらたぶん混乱する。定価は7000円程度らしいが、定価ではどうかな。もうちょいコスパの良いドイツピノはありそうな。とりあえず美味しいのは間違いない。

頂きもののドイツ古酒。セラー保管ですが、液漏れを起こしていて目減りしていたが果たして…。 生産者はWeingut Dr.Heger 98年のシュペートブルグンダー。ドイツのピノ・ノワールですね。 コルクは見事にもげました(*´□`*)ｱｳｰ デキャンタージュして仕切り直し！ エッジが透明になりつつあるレンガ色。ピークは過ぎているが、死んでないギリギリの所か？ 見た目や香りからは嫌なニュアンスは無し。 果実系の香りは枯れていて、干し草やスパイスの香り。質の良いまだ緑の干し草の香りがします。 かつてはジューシーな赤系の果実味があったんだろうなという、弱々しい果実味。酸味は細く、タンニンは弱く細かい。 ほとんど死にかけですが、まだ何とかワインの形を保っている状態です。 ただ元が良いワインっぽいので、古酒としては美味い部類です（笑）