Vazisubani Estate Saperavi
ヴァジスバニ・エステート サペラヴィ

号外！号外！ ジョージア戦線より特報！ 帝国臣民各位、刻下、最前線より激戦の報が届く。かの地で収穫されたサペラヴィ種葡萄より醸造されたワイン「ヴァジスバニ・エステート サペラヴィ2022」が、帝国の食卓を彩るべく、満を持して上陸！ その色合いは、深淵なるガーネットを思わせ、青みがかった輝きは、敵陣を打ち破る我々将兵の鋼鉄の決意を彷彿とさせる。 芳醇なる香りは、プラムのコンポートを思わせ、甘美な中に力強さを感じさせる。また、クローブのスパイシーな香りは、戦場の緊張感を高め、勝利への闘志を掻き立てる。 味わいは、収斂したタンニンが舌の上で力強く踊る。そのガシガシとした食感は、敵弾を浴びながらもなお前進する我々将兵の不屈の精神を象徴するかのよう。酸味は低くとも、その鋭さは、敵の急襲を察知する鋭敏な感覚を彷彿とさせる。 このワインは、まさに本場ジョージア産サペラヴィの力強さを体現する一本。帝国の勝利を確信させる、至高の一杯を、今宵、ご堪能あれ！

力強さの中に酸味もありしっかりした味

ハガレ、Prj-CESが終わり、ホッと一息。 3. ジョージア、サペラヴィ、タンニン。

サペラヴィはジョージアを代表する黒葡萄。品種名は「色を付ける」という意味で、なんと果肉まで赤く、当然色の濃い赤ワインとなります。今年のソムリエコンクールのセミファイナルでも出題されたメジャー品種？です。 透明感の全くないガーネット。アルコールを感じさせる外観（表面張力の弱さ）。ザクロやベイリーフのしっかりとした香り。ブルーベリーヨーグルトのニュアンスがある。 アタックはジューシー。酸は刺激的だが量は多くない。タンニンが非常に強く、余韻は長い。 葡萄の強烈な個性を感じられ、野生的な味わいがある。 ヴァジスヴァニ・エステートは2013に再興された新しいワイナリーとのこと。 こちらはジョージア伝統のクヴェヴリ熟成。サペラヴィは長期熟成能力があるようなので、ムクザニPDO（ジョージアのAOC的な制度）だと樽熟成も頂いてみたいですね。KALDIもこういう面白いワインを置いているので、やっぱり足を運びたくなります。 個人的には、メルロと山ブドウを足して2で割ったような印象でした。

ヴァジスバニ・エステート　サペラヴィ　2018 産地　ジョージア　カヘティ 品種　サペラヴィ アルコール分　14.5% クロージャー　コルク 外観は輝きのある赤紫がかった濃いガーネットで，粘性は高めでレッグスが長くたくさんつきます．メニスカスもやや厚めです．香りは開いており華やか．ブルーベリー，ブラックベリー，カシス，ミント，樹脂やナツメグ，リコリスの香りがします．見た目がやや赤っぽいくらいで香りはボルドーブレンドのようだな〜と思って口に含むと，アタックはやや力強くドライな口当たりで，品のあるシームレスな酸が現れます．ワイルドベリーの果実味と多めのタンニンがありrusticでrobust．アフターにもシソ科のハーバルな風味があり，長く余韻を残します． 新型コロナの緊急事態宣言が北海道でも一応解除された際に久しぶりに行ったカルディで買いました．十分水準を超えています．こういうワインを見つけてくるカルディ，やっぱりなかなかすごいです．