Vandal Militia Field Blend 2022
ヴァンダル ミリーシャ フィールド・ブレンド

2.75

2件

Vandal Militia Field Blend 2022(ヴァンダル ミリーシャ フィールド・ブレンド)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • レモン
  • 青リンゴ
  • ラズベリー
  • 白い花
  • ヨーグルト
  • 石灰
  • カリン
  • 白コショウ

基本情報

ワイン名Vandal Militia Field Blend 2022
生産地New Zealand > South Island > Marlborough
生産者
品種Pinot Gris (ピノ・グリ), Pinot Noir (ピノ・ノワール), Viognier (ヴィオニエ), Chardonnay (シャルドネ), Riesling (リースリング), Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン), Malbec (マルベック), Merlot (メルロ), Syrah (シラー)
スタイルWhite Wine

口コミ2

  • 2.5

    2024/04/11

    (2022)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    2022 ヴァンダル ミリーシア フィールド・ブレンド サザンヴァレー マールボロ/NZ 火曜日のワイン。 蓮根とササミスモークのバルサミコ炒めと大根サラダ、モツ煮込み、鶏半身の唐揚げという居酒屋メニューの晩ごはんに合わせて、NZの自然派ワインを開けました。 自然派といっても、「オフ」な香りや味わいは一切なく、とてもクリーンでシャープなワイン、という第一印象です。 バックラベルにしっかり記載されていますが、ピノ・グリ35%、ピノ・ノワール20%、ヴィオニエ15%、シャルドネ5%、マルベック5%、メルロー5%、リースリング5%、ソーヴィニヨン・ブラン5%、シラー5%という構成比の、9品種によるフィールドブレンド(混植混醸)ワイン。 白ワインながら、半分近くの4/9が黒ぶどうで、1/9がグリ品種というのが斬新です。 24時間のスキンコンタクトを経ているそうですが、「オレンジ感」はほとんどなく、完全な白ワインです! 実は、オレンジワインを期待して開けたんですけどね…(苦笑) 外観は、とてもクリアなプラチナシルバー。無濾過、無清澄で仕上げられているのに、無垢な透明感が素晴らしいですね♪ グラスからは、多彩で瑞々しい果実のアロマがダダ漏れです! とても甘酸っぱい香りに、ヨーグルトのような乳酸系のトッピングが加わり、脳が「甘さ」を予期してしまいますねぇ…。 しかし、口に含んでみると、とてもドライでほろ苦く、しかも強酸のカテゴリーに入りそうな、シャープな酒質です。 チョークのような、白くて硬い、カリカリしたミネラルのニュアンスにも驚かされました‼︎ 含み香には、コリアンダーシードのようなスパイシーさがあり、とても刺激的で飲みごたえがありますね♡ 実は、抜栓前には、オレンジワイン的な「あたり」の柔らかなワインを期待していたので、方向性が真逆になりましたが、とても美味しく、料理にも良く合うワインだと思います。 意外な(失礼)透明感のあるワインには、透明感のある音楽を! というわけで、最近、入手したばかりの菊池洋子の『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』(2023年)を合わせてみました。 この方の演奏は初めて聴きましたが、モーツァルト弾きとして知られるピアニストだそうです。 同時購入した、ファジル・サイの超個性的なゴルトベルクと聴き比べながら、菊池盤と向き合ってみると、それぞれのアルバムの個性、特に彼女の演奏の透明感が際立っています。 まず、ピアノの音が違います。 サイの演奏は、モダン楽器としてのピアノの特性を上手く生かしたもので、共鳴版としてのピアノを思いっきり鳴らしているような演奏でしょうか! 一方の菊池は、ピアノそのものではなく、重ねた音の響きを、ホールなどの環境に反響させながら、より広く、より深く、空気の振動としての音を上手く掴み、美しい音色を創り出しているように思いました。 サイの演奏が、外向的でfff志向、ピアノを武器にバッハと格闘しているようで、良くも悪くもピアノの限界に左右されるのであるのに対し、菊池の演奏は、内省的でppp志向、バッハとは面と向かって対話しているような印象で、極端な話、楽器がピアノである必然すらないのでは? という印象を持ちました。 テンポやフレージングに、大胆な解釈と遊びを盛り込んだサイの演奏が、非常にモダンで個性的なのに対し、菊池の演奏は、すべてがオーソドックスで奇を衒ったところは皆無なのに、他の誰の演奏にも似ていません。 この2枚のアルバムに優劣をつけるのは難しいですが、私の好みは菊池盤です。 サイの演奏は、トラック毎に異なる鮮やかな32色で彩られているように感じますが、菊池の演奏は、無色透明な印象。 ただ、その透明さは、太陽の光がプリズムで7色に分解されるように、多様な色彩を重ねてつくられる透き通った世界に感じられます。 この透明感が、目の前のワインにも、よくなじみ、私の好みにピタリとハマってくれました! いやあ、素晴らしいペアリングじゃないですか(笑)

    ヴァンダル ミリーシャ フィールド・ブレンド(2022)
  • 3.0

    2023/07/29

    花火会 ロックスオフさんで購入してみたやつ まあまあおいしかった

    ヴァンダル ミリーシャ フィールド・ブレンド