Theory & Practice Syrah
セオリー・アンド・プラクティス シラー

2.63

4件

Theory & Practice Syrah(セオリー・アンド・プラクティス シラー)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • ブラックチェリー
  • ラズベリー
  • ブラックベリー
  • 山査子
  • バラ
  • クローブ
  • 黒コショウ
  • アニス

基本情報

ワイン名Theory & Practice Syrah
生産地New Zealand > North Island > Hawke's (Hawkes) Bay
生産者
品種Syrah (シラー)
スタイルRed Wine

口コミ4

  • 2.5

    2021/03/20

    (2013)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    2013 アント・マッケンジー・ワインズ セオリー・アンド・プラクティス・シラー ホークス・ベイ/NZ 水曜日にいただいたワイン。 3月17日は連れ合いの母の命日。そのことを義弟たちや連れ合いとラインで語り合っていると、下の義弟が、「そういえば今日はセント・パトリックス・デイだね」と呟いたことで、晩ごはんは義母を偲びつつ、ギネスを飲みながらアイリッシュ・ミュージックを聴くことにしました。 夕食後、ワインを飲みたくなり開けたのがこちらのNZシラー。 作り手のアント・マッケンジーは、生まれも育ちもホークス・ベイという、生粋のNZ人ですが、名前を見ると、ルーツはアイルランドにありそうな気もします(苦笑) 生産するワインは、シングル・ヴィンヤードにこだわった「クラフト・ファーム 」など、3つのシリーズがあるそうですが、この「セオリー・アンド・プラクティス」はホークス・ベイの特徴を生かしたワイン。 この状態で飲んで欲しいと考えるタイミングで瓶詰めを行っているそうですが、このワインのヴィンテージ2013年はワイナリーの設立年ですね♪ 外観は、全体に薄っすらオレンジの調子が入りはじめていますが、紫のトーンが強く残ったクリアなガーネット。 照り、艶が素晴らしく、脚も美しく流れています。酸とエキス分の強い凝縮感のあるワインと推察します。 グラスからは、甘酸っぱいラズベリーに、よく熟したブラックチェリーをミックスしたような、赤黒入り混じったピノ・ノワール的な果実香。 そしてクローヴ、ブラックペッパー、シナモン、ナツメグ、クチナシの実のような様々なスパイス。 このワインの紹介に「スパイス・ボム(爆弾)」という表現がありましたが、確かに言い得て妙です。 そしてインクや鉄を思わせるミネラルの存在感。 口に含むと、とてもスムーズでキレイな酸と、ドライな中に溌溂とした果実味が印象的。 口あたりはしなやかで滑らか、特別タニックというわけではありませんが、存在感を消したようなステルス性のタンニンがしっかり効いています。 どこにも無理のない自然体な味わいで、「エレガント」という言葉がピッタリな気がします♪ これには伝統的なケルト音楽より、現代的なシンガー・ソングライターのヴォーカルが似合いそうです。 ダブリン生まれのダミアン・ライスのデビューアルバム『O(オー)』(2003年)をペアリングしてみました。 繊細なのに力強く、しなやかなテクスチャを感じさせるヴォーカルが、とても手がこんでいるのにシンプルさを強調しているようなメロディに乗って、心の深い部分に浸み込んでくるような癒し感のある作品です。 自然音を巧みに取り込んだサウンドプロダクションも、楽曲のオーガニック感を支えていて、深い余韻を生んでいます。 音楽だけでも実に良い感じですが、ワインとはテクスチャの質感がキレイに揃って、これがまた素晴らしい組み合わせ! セント・パトリックス・デイのおかげで、思わね「拾い物」をさせてもらいました(笑)

    セオリー・アンド・プラクティス シラー(2013)
  • 3.0

    2017/09/02

    (2013)

    価格:3,800円(ボトル / ショップ)

    『アントマッケンジーワインズ』はアントにより2013年に設立されました。 25年を超えるワイン造りの理論と研鑽をもとに、大衆が喜ぶワイン造りを少し離れ、自然な手法と自由な発想で、クオリティと個性をチャレンジングに追及するべく立ち上げたワイナリーです。 1970年、ニュージーランド生まれのアントはリンカーン大学で栽培と醸造を学んだ後、マールボロのフラミンガムにてワインメーカーとなります。 その後、スパイバレー、マッドハウスのチーフワインメーカーを歴任し、2009年にカルトワインとして名高い「ドライリバー」の創業時のワインメーカーの後釜としてチーフワインメーカーに就任します。 同時にテアワ、キッドナッパークリフスのゼネラルマネージャー兼チーフワインメーカーも務めました。 現在はドライリバーとテアワのコンサルティングワインメーカーも務めつつ、NZ各地の若手ワインメーカーの指導者としても活躍しています。 そんなアントが自身の名を冠して新たな挑戦を始めました。 セオリー&プラクティスはクラフトファームのセカンドワインではありません。 アントがこの状態で飲んで欲しいと考えるタイミングで瓶詰めを行っています。 干渉を極力減らした有機栽培は同様に、ヴィンヤードの自然酵母中心の醸造でホークスベイの本質的なテロワールの表現に取り組んでいます。 セイボリー(旨味)感と果実由来のエネルギッシュな味わいを存分に引き出した仕上がりです。(サザンクロス) 全ての葡萄は手摘みで収穫し、除梗後に開放発酵層へ。自然酵母での発酵に入る前に7日間の低温浸透を行います。 発酵後に圧搾し、20%を新樽のフレンチオークへ移します。 樽内でマロラクティック発酵を終え、全ての澱とともにそのまま寝かせます。 20ヶ月の樽熟成を経て、各樽のワインをブレンドしボトリングしました。 亜硫酸塩は必要最低限の極少量の添加に留めています。 赤紫色。 ベリー、スパイス、花の香り。 リッチだがフレッシュ。 余韻が長い。

    セオリー・アンド・プラクティス シラー(2013)
  • 2.5

    2016/06/01

    (2013)

    セオリー・アンド・プラクティス シラー(2013)
  • 2.5

    2016/06/01

    (2013)

    セオリー・アンド・プラクティス シラー(2013)