味わい |
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香り |
ワイン名 | Tenute Costa Duecorti Barolo |
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生産地 | Italy > Piemonte |
生産者 | |
品種 | Nebbiolo (ネッビオーロ) |
スタイル | Red Wine |
2021/07/14
(2012)
2012 テヌータ・コスタ ドゥエ・コルティ バローロ ピエモンテ/イタリア 月曜日のワイン。 ユーロ2020がイタリアの53年ぶりの優勝で幕を閉じました。 今大会で、いちばん美しいサッカーをピッチに描いていたチームの勝利は、個人的には正当な結果であると思います。 チャンピオン・チームに敬意を表して最もイタリアらしいワイン、そして欧州王者に相応しいワイン、王のワインにしてワインの王、バローロをいただきたいと思います。 開けたワインは、西荻の巨匠ソムリエからいただいたもの。 「ネッビオーロが苦手です(>_<)」な私のために、ト○・クルーズ似の巨匠が特別に処方してくれたお薬です♫ 外観は透明感のある、オレンジがかった淡いガーネット。 逞しく盛り上がって等間隔で並ぶラルムが、まるで古い修道院の中庭に面した回廊を支えるアーチのようです。 香りは赤果実中心?フレッシュではなくドライのフランボワーズやチェリー、オレンジピールのコンフィ、ドライフィグやサンザシのような風味もあります。 ヨードやタール、炭を思わせる重厚なミネラル、バラのドライフラワーにレザーのニュアンスも。 口に含むと、ネッビオーロとしてはソフトですが、(私にとっては)やや強い苦みと渋みのアタックがあり、触感としてはザラつきはなくしなやか。 そして、とてもドライです。 喉が渇く感じの、言葉どおりのドライさがあり、ああネッビオーロだなぁと、しみじみした気持ちになります。 改めて味わってみると、果実のエキストラクトが果実味だけではなく、強かで軽やかな旨みを引き出していて、とても重層的でエレガントな印象を受けます。 ワインの品格を決める酸は、豊富ですが鋭角的な刺激はなく当たりは柔らか。タンニンの渋さや苦みと一体となりながら、このワインの「強さ」を表現しているようです。 全体としてはまろやかですが、とても厚みのある味わいで、力強さと優美さを併せ持った調和の取れたワインだと思います。 素晴らしい! ひとりひとりの個性も際立っていましたが、その強烈な特定の「個」に頼ることなく、全体としての強さと美しさを獲得していた、今大会のイタリアチームに似たワインだと思います。 実に素晴らしい‼︎ マサさん、とても美味しいバローロでした。ありがとうございます。これでネッビオーロも本格的に好きになれそうです(笑) ブラヴォ♪
2021/05/21
(2012)
価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / レストラン)
透明感のあるガーネットの色合い、エッジはオレンジが入る。住んで粘性は高め セミドライのチェリー、ラズベリー、イチジクの香りを軸に、紅茶、ドライフラワーのバラ、仄かにタール、レザー、シナモンの香り。 熟成を感じる上品な香り しなやかなアタックの辛口 味わいの厚みは中程度だが、起伏に富んだフレーバーのレイヤーは多め。 落ち着いた爽やかな酸味が雑味のない綺麗な果実味に寄り添う。 アルコールは高めで豊かなボリュームがある。 タンニンはソフトでこなれておりシルキーな滑らかを持つミディアムボディ。 エレガントな余韻は長い。 バローロとしてはかなりソフトな印象。 たくましいバローロを求める方には少し物足りないかもしれないが、ソフトで雑味のないクリーンな味わいは上品で円熟した旨味がある。 ブルゴーニュグラス 16℃~20℃ 2012はバローロもブルネッロも美味しいのが多いなあ。 強すぎずエレガントでバランス良く感じる。 世間一般の評価はどうであれ、個人的にとても良い印象のビンテージ
2016/07/28
(2009)
サマートリュフにバローロ。あまり重すぎなくて。さっぱり。