味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Selbach Oster Pinot Brut |
---|---|
生産地 | Germany > Mosel |
生産者 | |
品種 | Pinot Blanc (ピノ・ブラン), Pinot Noir (ピノ・ノワール), Pinot Meunier (ピノ・ムニエ) |
スタイル | Sparkling Wine(Rose) |
2020/07/22
(2008)
価格:2,000円 ~ 2,999円(ボトル / ショップ)
2008 ゼルバッハ・オスター ピノ ブリュット モーゼル/ドイツ ちょっと道草を食ってから帰宅したら、次男が晩ごはんに塩ジャケのリゾットを作ってくれていました٩( ᐛ )و 前夜に食べそこなった柵取りのカンパチの刺身と、角打ちついでにデパ地下で半額ゲットのヤンニョムチキンを合わせて、良い加減な晩ごはん(*_*) こんなワケのわからない居酒屋メニュー風コンボに合わせるワインは、泡しか思いつきません。 ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを各1/3ブレンドした、2008年産のヴィンテージ・ゼクトをいただくことにしました。 2008年といえばシャンパーニュならスーパーがつく秀作年。ドイツはどうだったのでしょうね? 外観は、こんがりローストのかかった小麦色。泡立ちはきめ細かく勢いはそれほどでもありませんが、持続性があります。 グラスに鼻を近づけ、香りを取りにいってまず感じるのは、八朔や夏みかんのようなあっさりした、でも苦みの豊富な和の柑橘のニュアンス。 花梨や白桃、黄色い花、コリアンダーシードやホワイトペッパーのようなスパイシーもありますね! 日向の埃のような、カラッとした熟成香も、このワインの特徴⁉︎ 香りからは、緯度の高い地域の暑い年のワインみたいな印象を受けました。 口に含むと意外に厚みがあり、とても柔らかくクリーミーな質感&クリスピーな泡の刺激に10年以上の熟成を経たスパークリング・ワインの強かさを感じます。 落ち着いた果実の旨みが甘さを感じさせ、ブリュットの少し手前ぐらいのドライさ度合いのように思います。 シャンパーニュのような構造の強さはなく、緩やかで柔らかい癒し系の泡?でも、それがこのワインの魅力ですね。 果実の旨みと、やや控えめながら効きの良い酸、微かな塩味と苦みを含んだミネラルの要素などがキレイに溶け合っています。 時間差で顔を覗かせるローストしたクルミのようなナッティさも心地よく、ワインの味わいを複雑なものにしてくれます。 余韻は長めで、はんなりした甘やかさと僅かな渋みが舌先に残る、上質で印象的なフィニッシュ。 これが1本3000円未満…ちょっと意味がわからないぐらいのコスパですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
2024/02/18
2016/12/03
(2008)
2016/05/21
(2008)