味わい |
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香り |
ワイン名 | Rietvallei Special Select Chardonnay |
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生産地 | South Africa > Western Cape > Breede River Valley > Robertson |
生産者 | |
品種 | Chardonnay (シャルドネ) |
スタイル | White Wine |
2015/01/15
(2011)
先日、久々に立ち寄った自由が丘のBARで初対面の方と映画話で盛り上がり、ビール+ブレンデッドのスコッチのロック1杯で帰宅するつもりが計4杯に。 その足で立ち寄った『ヴィノスやまざき』。 新年の特売めいた一画を見ると、30%オフ~50%オフのものが幾つか。 その中で、南アフリカの白ワインが目に留まる。二千円台前半のものが35%オフ。 先日のポルトガル産同様、自宅でアフリカ産を飲んだことがあったろうか。 どんなシャルドネだろう。 千円以下の白が続いてたので、良いタイミング。 紙に包まれたままボトルを購入。 今夜、抜栓。 グラスに注ぐと、濃い黄金色。最近、「白っぽい」白しか自宅で飲んで(目にして)なかったので妙に嬉しい。 香りは特に何がというものはないのだが、持ち帰った説明書きにある「ローストナッツの香り」は頷ける(購入前のBARでもそうだったが、BARのカウンターでは小皿のナッツ類を良く注文している)。 口に含んで、飲み干すと、「わっ!」と思った。 フランスや豪州なんかのシャルドネと全く異なる。 爽やかで果実味に溢れているのだが、とてもコクがある。 辛口なのだが、酸っぱさも仄かな甘味も残る。単純に言い表せない複雑な味わいを持つ逸品だ。余韻も楽しめる。 好きだな、これ。 『ヴィノスやまざき』って、確か、南アのワインは極僅かしか「蔵直」(®)として扱ってはいないはず。 つまりは、選び抜かれた二千円台前半のシャルドネ。 自ら生み出した「安物です」とアピールしているような白は一夜の内に飲み干してしまうのだが、これはじっくりと味わいたくなる。 ボトル半分程でやめとく。 今回、食べ物は何も添えなかったが、次回は考えよう。 ムール貝のワイン蒸しでも、というところだけど、アサリで我慢しようかな。それと、イカのお刺身がイイ(私、イカ料理が好きなので、一杯購入してはさばいて、目玉以外は全て味わいを尽くします)。 今、最後の一口を飲んだけれども、説明書きにある「シトラス」のアロマも頷ける。 コルクは、乾燥していたのか、抜栓時に真っ二つに。 ハット好きの身にはお気に入りのハット型でいったん閉じる。 このところ、ワインクーラー&氷の手間をついつい省く。 冷凍庫に常備している、巻くタイプの簡易クーラーがありがたい。 BGMに選んだのは、ニーナ・シモン(vo,p)の名盤。 何となく、そんな気分でした。 この二千円台前半のシャルドネ、私は悪くないと思います。 合わせる食べ物や体調によっても味わいが変わる気がする。 次回、残り半分も楽しみです。
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