Poggio dei Gorleri Albium Pigato
ポッジョ・デイ・ゴルレリ アルビウム ピガート

ポッジョ・デイ・ゴルレリのアルビウム・ピガート。 ピガート(ヴェルメンティーノ)の8年熟成もの。この品種の熟成の是非について書かれたものは今まで一度も目にしたことはありません。リグーリアのヴェルメンティーノは柑橘系の香りと苦味、海を思わせるフレッシュな酸味が特徴ですが、熟成によってそれらがどのように変化するかが楽しみです。 色はしっかりとした熟成を感じさせるゴールド。香りは弱く、メロンやアンズ、バナナをわずかに感じる程度。酸化のニュアンス。 柔らかな口当たり。酸味はありますがフレッシュではなく、穏やかな印象を感じます。ヴィオニエのような感覚。品種(テロワール)由来のオレンジの皮のような味わいは健在ですが、後半はぼやけて余韻は短め。熟成した白ワインの特徴はよく出ていますが、今までに出会ったことのないタイプ。若いうちに飲むべきワインだとは思いますが、これはこれで楽しめました。 リグーリアのヴェルメンティーノには川魚が合うだろうと思ってヤマメの塩焼きを作りましたが、このワインには合わなかったかも。というか両手でかぶりついていたらワインどころではなかったです笑。 ラーメンは「渡来武」@自由が丘。 酒井製麺、明るめで濃いめのスープが美味しいです。ご飯がカピカピだったのと、店員の挨拶がうるさすぎるのがマイナスです笑

リグーリアのピガート、酸味が薄く不思議な香り。好みですが、ちょっと高い。