味わい |
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香り |
ワイン名 | Mouton Noir O.P.P. 2014 |
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生産地 | USA > Oregon > Willamette Valley |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red Wine |
2017/11/10
(2014)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
テーマ別試飲1 ウィラメットヴァレーのピノ オレゴン州は、ブルゴーニュと同じ緯度の冷涼な地域で、世界中でもトップクラスのピノの産地です。その中でも特に優秀とされるウィラメットヴァレーのピノを4本試します! 色は普通のピノ。少し濃くてほんの少し暗い。粘性高め。 程よく熟した果実味。インク。少しだけ薔薇、ハーブ、木。 少し固さのある旨味。個人的にはニュイサンジョルジュによくある感じ。 酸は少し弱い気もするが、ナチュラルで、染み入るとまではいかないがとても良い。 軽やかだが密度のある上品なボディ。 樽は控え目で上品。確かに良い仕事してる。 透明感も。 もはや言うまでもないがエレガント。 ナチュラル寄り。それ故の難しさもある。 非常にバランスが良くて完成度が高い。ブラインドなら、少しだけ濃いニュイサンジョルジュ村名。5000円!となる(これは3000円)。 今飲んでも美味しいが、さすがにこの質なら熟成させたい。食事とはブルゴーニュよりは合う程度。 まとめ ・どれもナチュラルでエレガント。4本目を飲む頃には、自分の中では書くまでもなく当然じゃんって感じになってた。ニューワールドはパワフルなんて話は忘れてしまう。もしかしたら、カリフォルニアもブルゴーニュも意識する地域としては、こういう事への意識はブルゴーニュより高いくらいなのかもね。 ・ブルゴーニュよりは少し味は濃い。個人的には、どちらかといえば良いことだと思う。酸と奥行きは弱い。そのため、早飲みには良いが熟成力や中毒性は低いかもしれない。値段が上がるとどうなるかはわからないが。 ・ブルゴーニュよりは食事に合うが、凝った造りになるほど難しくなる。ものによっては本当に合う。 ・コスパはブルゴーニュよりは良いがそんなに良くはない。 ・生産者によってスタイルは様々。 ・まだまだ若い地域みたいなので、樹齢が上がったり生産者がスキルアップしたりして良いワインが増える可能性もある。 オススメは左から2番目のエボリューションと、一番右のムートンノワール。2500円と3000円で幸せになれます。 これだけ素晴らしいオレゴンピノが全然売ってないし飲まれてないのは悲しいこと。でも、話題性が無いし、そもそも売っててもどれ買えば良いかわからないから、オレゴンを知らずにブルゴーニュを買う人も責められない。今回は全部ワッシーズで買ったけど、これだけまとめて仕入れてくれてて、特設のページまで作っていることには感服です。