Monte di Grazia Rosso
モンテ・ディ・グラツィア ロッソ

ばちんと来るスミレ香、適度なタンニンと酸味。 合わせたのは炭火ローストしたポーク。付け合わせにセリとルッコラ、甘いニンジン。 ソースは黒ニンニク。バルサミコ酢も入っているのかな。 素晴らしいペアリングだった。

2本購入。1本目を飲んだのは2年前。 その時はビオ臭強く、その後、2本目を飲みたいという気持ちはすっかりうせて放置。 ビオ臭は消え、熟成感もあったがおいしいとは思えない状態になってしまっていた。残念。

ビオ。イチゴやラズベリーなどのフレッシュな果実、トマトや葉っぱの青みが少々。味わいもスルスルと軽く飲める作りで、爽やか酸と果実味が主体のビオらしいワイン。

ブラインドで思いっきり外しましたが、こんな土着品種わかるわけ無いですやん… ちなみに ティントーレ90% ピエディロッソ10% だそうです。

ワインコース３杯目。二皿目温かいパスタと共に。

いかにも自然派な味わいのワイン。山ぶどうジュースのような感じが、パーネヴィーノのペッジョを思い出させる。 Vinitalyで試飲した時は、あまりの爽やかさにもう他のワインは飲めないと思ったほど。 それでまた飲みたくて日本で購入したのだが…酸味とミネラル感強く、印象がちょっと違った。もう何年か寝かせるとまろやかになるのだろうか。 ティントーレ90、ピエディロッソ10 コスタダマルフィは希少土着品種の宝庫。 モンテディグラツィアの畑には、樹齢百年を超える樹が残っている。

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