Mezzacorona Müller Thurgau
メッツァコロナ ミュラー・トゥルガウ

梨のみずみずしさに少し蜜っぽさもあり。

一般的にはドイツに多いミュラートゥルガウ種の葡萄で造ったイタリアワイン。しっかり酸味もありながらオイリーな口当たりにしっとりした甘み。

12月29日といえば、苦払いの日！てな訳で、母親と今年一年の苦払いデートしました。私の腫瘍ちん軍団が見つかった時点で、母親が「kaoriが生まれる前、私が両親と恒例でやってた苦払いしよう！」と誘ってくれました。 貧乏だった母親の時代(今もですが笑)、12月29日は、母親の両親と不二家でホットケーキ食べて映画観賞したそうです。毎日カッツカツで食べ物もなかった当時、年に一度の贅沢をして、苦労を楽しみで払っていたそうです。 嬉しくてね、計画立てるん苦手な私なりに、不二家で母親がお気に入りだったホットケーキに良く似たお店を見つけ、映画は母親ご指定の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を金券ショップで入手して、2日前に仕事の休憩使って映画館へ行き、ベストポジションな座席をゲット！色付けにディナーの予約もしました。 メッツァ コロナ ミュラー トゥルガウ 2017 第一印象は、甘ぁ〜い梨の香りっ♡とろけちゃう！スワリングすると、ミネラル！鉱石のあの大好きな香り。テトラポットやなくて、もうちょい山手の鉱石香(なイメージ)。お味は、甘くてスッキリ！ スワーーーーーッてね、身体に染み込むねん♡ゴツゴツ感ゼロで、爽やか〜。だけど、ちゃんとミネラリー感もあって、しっかり者。華やかで優しくて奥ゆかしいまるで私のようなワイン、、、んなわけあるかーーーっい！ これ好きやねん。また飲みたいねん。母親は白ワイン担当やから、ご相伴でしたが、「変えよか？」と言わせちゃったくらい好きっ。 『ファンタビ2』ね、原題の『Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald』の方が俄然良かとです。前作は可愛らしいファンタジーな印象で、ヒールのジョニーディップもちょい出でしたが、本作はググッと深まった気がします。 実質ジョニーディップ(Grindelwald役)主演！ちょっと中だるみした感はありましたが、ラスト20分くらいで、ジョニーディップの演技が物語に深みを持たせてくれて、あれこれが纏まった感じ。人間のどうしようもない性(さが)、差別、生まれつき社会的弱者、、、社会的メッセージが何層にも織り交ぜていて鳥肌もんでした。方向性変えたんかなぁ(笑)。 ワインやなくて映画評論になっていますね。失礼いたしやしたっ。美味しいホットケーキ(パンケーキ)とコーヒーブレイクと映画で楽しゅうございました。心が浄化された一日で苦払い大成功〜！ラストの写真は京都四條南座。続き(紅白ワイン飲み合戦)は次の連荘投稿で…