Matteo Correggia La Val dei Preti Roero Arneis
マッテオ・コレッジア ラ・ヴァル・ディ・プレーティ ロエロ・アルネイス

3.00

2件

Matteo Correggia La Val dei Preti Roero Arneis(マッテオ・コレッジア ラ・ヴァル・ディ・プレーティ ロエロ・アルネイス)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り

    基本情報

    ワイン名Matteo Correggia La Val dei Preti Roero Arneis
    生産地Italy > Piemonte
    生産者
    品種Arneis (アルネイス)
    スタイルWhite Wine

    口コミ2

    • 2.5

      2024/05/30

      (2016)

      価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

      アルネイス祭り!: その46 2016 マッテオ・コレッジア ロエロ・ アルネイス ラ・ヴァル・ディ・プレティ ロエロ ピエモンテ/イタリア 日曜日のワイン。 ベーコンと紫カリフラワー、椎茸のコンキリエ、車麩と舞茸のスープなどなど、半端な残りもの整理の晩ごはんに合わせて、久しぶりのアルネイス祭り!です♪ マッテオ・コレッジアは、バローロじゃない「バローロ・ボーイズ」として、ロエロ・ロッソを産み出したネッビオーロの名手ですが、私にとっては、バルベーラやアルネイスの作り手としての印象が強い生産者です。 この作り手のスタンダードなアルネイスは、実に素晴らしい香りと味わいの、フレッシュ&フルーティのお手本のようなワインですが、このクリュ・アルネイスは初めて見ました!飲みました‼︎ 外観は、収穫から8年経過したワインらしく、熟成感のある、ちょっと濃いめのグリッターゴールドな見た目です。 後で調べてみたら、発酵の際、全体の30%は「骨格を与えるために果皮ごと発酵」とありましたので、何と、一部マセラシオンを経たワインということになります⁉︎ ちなみに、こちらの畑は、彼らの所有する最も古い畑で、「69%が砂質で29%がシルト、粘土は2%という珍しい土壌」だそうです。 この畑名入りのアルネイスに関しては、「樹齢50年を超えるアルネイスを使用。収穫は時期をずらして2回手摘みで実施。最初の収穫で酸度を、2度目で熟度の豊富なブドウを得ています」。 また、「ステンレスタンクで低温発酵の後、6年間もの瓶内熟成を行っています。凝縮感と酸味、オイリーとスパイシーが見事に調和した、長い余韻と熟成感が印象的。年間生産量僅か2,200本の稀少なアルネイス」とありました。 目の前のワインに話を戻しましょう。 グラスからは、とても複雑で「統合感」のある熟れた印象の香り。 アルネイスらしい青リンゴの風味をベースに、よく熟した柑橘に共通する甘さと旨さと酸味がバランスしたニュアンスや、グレープフルーツの皮のような、ちょっとした苦みを予想させる刺激、ミントやタイムのような青いハーブ、コリアンダーシードのような白いスパイス、そして、微かにペトロール的なミネラルのフラグメントを感じます。 口に含むと、凝縮感の強い、濃厚なフルーツのエキス! 味わいも、とても複雑ですが、力強い旨みのベースに繊細な風味を乗せたような、一見危うそうでいながら、美しいバランスを保ったワインという印象を持ちました。 アルネイスを飲む度に思うのですが、この品種は、肯定的に言えば、「繊細」で「優雅」さがあり、香りや味わいの要素が調和した時の素晴らしさは、他の品種では体験できない格別なもの♪ ただ、否定的に言えば「不安定」で、風味や味わいが移ろいやすいイメージがあります。 マッテオ・コレッジアのアルネイスは、もちろん前者のワインで、非常に素晴らしいバランス感覚を見て取れる生産者だと思います。 この単一畑のアルネイスは、そんなバランスを極限まで究めたような、エッジの立った美味しさが素晴らしい♡ 余韻は長くミネラリー。 チョークのニュアンスや程よい塩味が感じられ、美しい残響に耳を傾けていたくなるような、静かで穏やかな「ワインの力」を感じました! いやあ、実に素晴らしいワイン、本当に素晴らしいアルネイスでした。 ※食材の画像は娘氏の親友Kちゃんから送られてきたイタリア・ミラノ出張のお土産。なぜシチリアのワインなのか?今度ウチに来た時に聞いてみます!

      マッテオ・コレッジア ラ・ヴァル・ディ・プレーティ ロエロ・アルネイス(2016)
    • 3.5

      2022/07/22

      (2013)

      マッテオ・コレッジア ラ・ヴァル・ディ・プレーティ ロエロ・アルネイス(2013)