1970年、ボルドーのワイン地質学者ヘンリー・アンジャルベールが、ラングドック地方でブドウの栽培に最適な土壌と気候風土を備えた土地を発見し、それを耳にした現オーナーのエメ・ギベールは、それまで展開していた革関係のビジネスを全てなげうって、ブドウ栽培を始めた。高級ワインの産地になり得ないと言われてきたラングドック地方において、唯一例外的に素晴らしい土壌を得ることができたガサックは、現在では500を超える種類のブドウを栽培し、毎年その中から最高の出来のブドウを使ってワインを生産。ワインの格付けにこだわらず、品質のみを追求するその姿勢は世界中で評価されている。また低迷するシャトー・マルゴーを立ち直らせた事でも知られる近代醸造学の最高権威と言われたエミール・ペイノーの指導により、細部に至るまで完璧な醸造と熟成を行っており、最高峰であるスーパー・ヴァン・ド・ペイ「ドゥマ・ガサック」は、南仏のラフィットと異名を取るほどのワインとなっている。「コメント提供:株式会社 AmZ」