味わい |
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香り |
ワイン名 | Kracher Pinot Gris Reserve trocken |
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生産地 | Austria |
生産者 | |
品種 | Pinot Gris (ピノ・グリ) |
スタイル | White Wine |
2020/07/15
(2016)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その95 2016 クラッハー ピノ・グリ・レゼルヴ トロッケン ノイジードラーゼ ブルゲンラント/オーストリア 仕事帰りに立ち寄ったデパ地下で、北海道産の大粒アサリを半額で2パック購入したので、これまた半額で手に入れたアオサを全量投入して、大量の刻み生姜と日本酒をドバドバ入れた酒蒸し(スープ?)を作りました。 アオサの量が1/5位だと上品に仕上がるのはわかっているのですが、残してダメにするのもシャクに触るので、豪快にいくことを決意(笑) これはこれで正解でした。ただ、例によって食べるのに夢中になり、写真は撮り忘れました(@_@) 普通なら、日本酒を合わせるところですが、どうしてもフレッシュな白ワインを飲みたくなり、しばし考えました。 アサリのクリーミーさや旨み、ミネラル感、アオサの磯臭さやヨード感、生姜の風味など、考慮すべきポイントがいくつもあります。 いま、わが家にある白品種はシャルドネ、アルバリーニョ、ピノ・グリ、ヴィトフスカ、リボッラ・ジャッラといったところ。 なんだかどれも合いそうな気がします(苦笑) 特にオレンジ系がイケそうな予感がしますが、この時は「フレッシュな白」を飲みたい気分だったので、残念ながら選考対象外としました。 結局、大量に使った生姜との相性を考え、アルバリーニョに後ろ髪をひかれつつ、ピノ・グリを選択しました。ただ、ピノ・グリも何種類かありますので、その中からの選抜が残っています。 いま手元にあるグリ/グリは大半がオレンジタイプか古酒…フレッシュなタイプのものを探すと、このワインがヒットしました! クラッハーは、貴腐などの極甘口に特化したワイナリーだと思い込んでいましたが、辛口ワインもつくっているんですね♪ まずボトルのデザインや意匠が、「懐かしい未来」みたいな感じでオシャレ。エチケットのドットがすべて立体的なエンボス加工で、ちょっと驚きました。 ウォリャっとコルクを抜くと、ワインとの接触面にキラキラ光る酒石が大量に認められます。 グラスに注ぐと、少しマットな印象のレモンイエロー。透明感はありますが輝度は低め。脚は綺麗に出ますが粘性も低めな印象。 グラスからは、白っぽい果肉のトロピカルなフルーツ、レモン、洋梨、白桃、メロンなどジューシーな果実香。 柔らかなハーブのグリーンっぽいニュアンスも。 口に含むと、なめらかで厚みがあり、よく熟した果実の旨み、意外に強い酸や鉱物感のあるミネラルが良いバランス。 微かな塩味や苦みも感じますが、いわゆるグリ/グリらしさはほとんど感じません(*_*) とても美味しいですが、期待していた生姜の風味はカケラもなく、ヨード感はゼロ、苦み・渋みも最低限、といった感じです。 ただ、最初に飲みたい!と思った「フレッシュな白」の味わい通り。お料理全般、特にシーフード系にはよく合う味の設計で、晩ごはんを楽しく演出してくれました(°▽°)
2018/04/15
(2015)
生産者「クラッハー」を招いてのセミナーと試飲会、3つ目は「2015 ピノ・グリ・レゼルヴ」です。 香りには青い草とパッションフルーツ。 味わいにはレモンとミネラル。 豊かな酸と、石を舐めたような鉱物感を感じます。 ドライで爽やか、硬質でカチッとした印象の白ワイン。