Joseph Phelps Insignia 2017
ジョセフ・フェルプス インシグニア

insignia joseph phelps 色は黒紫で濃い。粘性高く、太くゆったり流れるドロップ。もうこの辺りで、ただものではない感出まくりです。 果実の印象は、黒色７割、赤系２割、コンポート１割な感じ。ミントやハーブ、濡れた草もプラスされます。アタックは強く、アルコールもグッと押し寄せてきて、一口目から体がカーッと熱くなります。表記は14.5％。渋味は控えめなせいか、酸味が強く感じる。でもすぐにワインに溶け込み広がって行きます。ベルベットの舌触り。長い余韻はチョコレートの様。イメージキーワードは、妖艶、幾重にもかさなるチュールドレス、重厚なカーテン、インク、木樽など。素晴らしいワインです。

インシグニア　ジョセフ・フェルペス・ヴィンヤード　2017年 ドミナスは土っぽさやピーマンなどを感じましたが、ジョセフ・フェルペスは、甘いベリー系の香りとハーブとヴァニラ。少しチョコレートっぽさもあり。 フルーツしっかりとヴァニラの風味。凝縮感あり、濃いけれども、エレガント。時間経過とともに、コーヒーっぽい香りも出てきました。 とてもカリフォルニアらしいワインで、甘やかなリキュールの余韻も心地よい。 オーパスワン と同じく、カベルネ・ソーヴィニョンのほか、マルベックとフランもブレンドされているようです。