味わい |
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香り |
ワイン名 | Jim Barry Assyrtiko |
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生産地 | Australia > South Australia > Clare Valley |
生産者 | |
品種 | Assyrtiko (アシルティコ) |
スタイル | White Wine |
2021/09/12
(2016)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
2016 ジム・バリー アシルティコ クレア・ヴァレー サウス・オーストラリア/オーストラリア 土曜日のワイン。 小籠包と舞茸とキャベツを蒸籠で蒸し、タコとチョップ野菜のマリネ風サラダ、ヒラマサの刺身、残りご飯のおじやという晩ごはんに合わせて、オーストラリアのアシルティコを開けました。 このワインを見た時、え?オーストラリアでアシルティコ⁉︎ とかなり驚きましたが、実際に植えられた経緯を知ると、さらに驚かされました。 きっかけはワイナリーの二代目、ピーター・バリーが、2006年にギリシャでこの品種に初めて出会い、その魅力の虜になったこと。 すぐさまサントリーニ島のワイナリーと共同プロジェクトを立ち上げ、10年がかりでワイン生産に取り組んできたそうです。 2008年に母樹2本を現地の畑から持ち帰り、30か月の検疫期間を経てリースリングに接ぎ木し、2012年にオーストラリアで最初のアシルティコをクレア・ヴァレーのロッジヒル・ヴィンヤードに植樹しました。 ちなみに、インポーター情報では、サントリーニ島と同じ渦巻き状のゴブレ(株)仕立てで栽培とありましたが、この編み上げた籠(バスケット)状の仕立てを、現地では「クルラ」または「アンベリア」と呼ぶようです。 2014年に初めての収穫を迎えますが、バックラベルによれば、僅か15リットルしか取れなかったそうなので、通常ボトルで20本分ですね♪ 2015年は100ケースにまで増え、2016年は、こうして日本で私が出会えたぐらいですから、順調に生産量を増やしているようです。 そろそろワインにいきましょう(苦笑) クロージャーは、オーストラリアらしいスクリュー・キャップ。 外観は、透明度の高いペールイエロー。とてもクリーンでクリアな見た目です。 香りは、白い花にチョーク、そしてレモンやライム系のドライな柑橘。 口に含むと、ドライでチョーキー、微かにクリスピーな口当たり。 味わいにおいてもレモンやライムのような柑橘感が強いですが、中心にあるのは微かな苦みを伴った石灰的なミネラル感。 この硬いミネラルのニュアンスは、クレア・ヴァレーのリースリングと共通するところがあるように感じました。 サントリーニ島産のアシルティコともよく似ていますが、樹齢の違いからか、味わいの立体感が異なり、こちらの若い樹のワインは、やや2次元的な印象です。 決定的な違いは、サントリーニ島産にある強い塩味が、クレア・ヴァレー産にはあまり感じられないことでしょうか? エキスの強度や酸の太さなど、細かい違いを挙げるとキリがなくなりますが、このオーストラリア産も、アシルティコという品種をよく表現したワインだと思います。 樹齢が上がると、どんな味わいになるのか? 将来がとても気になるワイン…5年後、10年後の姿を見るのが楽しみです!
2017/10/28
(2016)
ジム バリー アシルティコ ギリシャのサントリーニ島の土着品種”アシルティコ”100%で造られる白ワイン。 生産地はオーストラリア クレア バレー 今まで飲んだことのない感覚で、よくわかりませんでした。また飲んでみたい。
2017/05/03
(2016)
ミルクをふんだんに使った、濃厚なバターの香り。味は、すっぱ甘いくて、若い青リンゴのよう。若干タンニンが感じられる。開けたてのボトルは、パチパチ口の中で弾けて、微炭酸のよう。あっと言う間に1本空けてしまった。