Immich Batterieberg Briedeler Herzchen Riesling
イミッヒ・バッテリーベルク ブリーデラー・ヘルツヒェン リースリング

『No.1176 小さなハート』 【ブリーデラー・ヘルツヒェン・リースリング/2019年】 イミッヒ・バッテリーベルク/ドイツ・モーゼル ・リースリング 100% 合わせた夕飯 ・赤身のステーキ(野菜とソーセージを添えて) ・人参とチーズのグリル ・しし唐のグリル スクリューキャップを開け(やはりスクリューキャップはいいなと思いながら)、グラスに注ぐ。すでにふんわりとヴァニラや蜜の香りと、ほんの少しのぺトロール香が漂う。ただ、ぺトロール感はほどなく消えていく感じだけど。 そして一口…蜜やヴァニラ、シトラス的な柑橘の風味が口中に広がる。白い花のニュアンスや林檎の風合いも。果実味にアクセント的な酸味、コリっとしたミネラル感も。クリスピー感はあまり感じないかも。バッテリーベルクのこのキュヴェをいただくのは初めてだけど、少し甘やかな感じ。 甘やかとはいえ、あくまで程よくといった具合なので、食事にも比較的合わせやすい。今日の赤身のステーキは柚子胡椒と醤油でいただいたのだが、これがなかなかいい感じ。ただ口中の脂のリセット感はまずまずといったところかな。牛のステーキよりかは野菜類との相性が良かったかな。きのこの炒め物やしし唐のグリルにはとても相性良し…といった具合。 「小さなハート」という意味合いのヘルツヒェンは「小さなハート」という意味合いらしい。名前の通りとてもチャーミングかつエチケットのような元気さややんちゃさを感じさせるそんなワイン。美味しくいただけて良かった。 ごちそうさまでした。

レモン、ハチミツ、白い花。 香りからバランスよし。 レモンを中心とした柑橘「果汁」の旨みと酸味の存在感がしっかりあります。 私が「岩清水レモン」と表現するワインは、ミネラル感と透明感のある柑橘系（レモン風味スポーツドリンク）を感じた時の感想なのですが、 このワインはレモンの旨み（レモンエキス）が全面に感じられる気がします。 モーゼル感（ガスを含んだ鋭い酸と甘み）はなく、されど酸はさすがに美しくきれいなので、ドイツ苦手な方にも飲ませてみたい。