味わい |
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香り |
ワイン名 | Heymann Löwenstein Blanc de Noirs |
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生産地 | Germany > Mosel |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2015/01/21
(2005)
価格:3,000円(ボトル / ショップ)
ルーヴェンシュタインは、20年間に渡り基本的に現行の糖の多さが基準のドイツワイン法を無視して、テロワール志向で辛口かつ食事に良く合うスタイルを目指すドイツワインの普及活動のリーダーでもありました。 彼の醸造所には、できるだけワインを自然に近い状態に保つために彼がモーゼル川から引いてきた小さな小川があったり、風で鳴るパイプがあったりします。 実際、彼はそれがワインを美味しくしているのかどうかわからないと言いっていますが、彼自身が気分が良いのだそうです。 醸造所においては、ルーヴェンシュタインは長い間ルールに則って仕事をしてきましたが、現在彼は直感とフィーリングに従って実践しています 醸造は自然酵母を用い、果皮とのマセラシオンも長く行います。 彼は完全に不干渉主義者で、2006年の夏に2005年のワインがまだ発酵を続けていました。 マロラクティック発酵は自然に任せてやったりやらなかったり。 彼の造るワインは芸術作品であり、世界最高峰の白ワインだと言えます。 わずか5,000本の傑出したスパークリングワインは、ピノ・ノワール(ドイツではシュペートブルグンダー)を用いシャンパーニュ製法で造られています。 初ヴィンテージは2004年で、赤ブドウを用いたルーヴェンシュタイン唯一のワインです。 ブドウは彼の畑のものではなく、彼が借りている畑のもので、シーファーテラーセンのために必要なリースリングと一緒に植わっているものです。 そこで彼はこれらのブドウを白のスパークリングワインを造るために使うことにしました。 結果は素晴らしく、リッチで、複雑な果実のキャラクターと骨格を備えたワインが生まれました。 黄金色で泡は割と強め。 香りは洋梨やパンの様な香りですが、ちょっと特徴的なニュアンスがあります。 これがフランスとの違いなのでしょうか。 非常に飲みやすいのですが、香りの特徴から好みがとてもわかれそうな気もします。 私は好きですね。