Falesco San Lorenzo Rosso Umbria
ファレスコ サン・ロレンツォ ロッソ

イタリア、ウンブリア州。 品種はメルロー100%。 プラム、黒い果実、鉄の香り。 果実味がやや前面に出つつも、甘ったるくはならずビターで、とても整っている。カッチリとした王道ボルドーみたいなスタイル。 素直に美味しいメルロー。 定価1500円を考えると相当お買い得なワインとも言えるけど、インポーターのオーバーシーズさんはカルディ系列の会社。 そしてカルディには、同じ生産者、同じウンブリア州、同じメルロー100%で、1000円を切る美味しいワインが売っているという…。 ファレスコ ウンブリア メルロー。 それを知ってると、わざわざこっちのワインを買うかと言われると………。

サミットストアのワインコーナーで別のものを探していてこちらが目にとまりその場でVinicaにアクセスして先達のコメントを拝見して、ヨシ失敗はなさそうだと判断して購入。1240円税込。 ボトル口のからは花園にいざなう匂い。 グラスに移すとアルコールの気配が強くなる。 最初少し酸味が気になったが20分ほどで丸くなってきた。 薄切豚肉のチーズハム挟み揚げ、ナスの味噌炒め、厚揚あんかけなどを相伴に 2時間かけてグラス3杯。 いわゆる「飲みやすい」のと違い、一気にスルーっとは飲めない。小匙一杯ぐらいずつゆっくり飲む感じ。食間ワインならこれでよい。

香りよく　雑味少なく飲みやすい

サン・ロレンツォ、2019年、ウンブリアの赤。 ブラックベリーの黒果実味、柔らかな酸、黒胡椒とバニラ、タンニンは控え目。メルロー:100%の優しい味わい。

サン・ロレンツォ、2018年、ウンブリアの赤。 アメリカンチェリーと木苺の果実味、酸とタンニンは控えめ、少しバニラ、優しい赤。

甘いベリー系、遠くにペッパーっぽい香りもあり。 バニラっぽいのもあるかな。 飲み口は軽い酸味の真ん中に甘み、旨味成分もあり。 タンニンはまろやかで主張はなし。 そこそこ余韻もあり。 価格を考えると悪くはないね。

美味しい

案外と美味しかった

お値段以上のワインです。ウンブリアのワインだそうです。上代千円以下ですが良いかと