Egon Müller Scharzhofberger Riesling Auslese Goldkapsel
エゴン・ミュラー シャルツホーフベルガー リースリング・アウスレーゼ ゴールドカプセル

はじめはかなりフルーティーな印象。 そのままブドウを頬張っているような感じ覚える。 冷えた状態だったからか、またはビンテージが若いからか、こんなものかと拍子抜けしていたが、すぐに認識を改める。 若干のペトロール香と共に蜂蜜のような甘美な余韻が鼻腔をくすぐる。桃や藁、青リンゴなど実に様々な香りが取れる。 これが熟成したらとんでもない化け物になるだろう。

ゴールドカプセル…あぁそうかワインってこんなにも素晴らしいものだったと改めて気づかせてくれる神秘の液体。濃い粘性の高いイエローの外見に貴腐香、ハチミツ、キンカンにパイナップル、入れ立ての紅茶にお香…と言葉で表せる気が全くしない。 荘厳で美しい教会の中央で鐘の音が鳴り響くのを、もうずっと長いこと、いつからここにいたのかも忘れて聞いていたような、イメージするならそんな体験。

凄い夢を見させてくれました、ゴールドキャップ。