味わい |
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香り |
ワイン名 | Dom. Kayagatake Adagio di Uenoyama Muscat Bailey A & Merlot |
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生産地 | Japan > Yamanashi |
生産者 | |
品種 | Muscat Bailey A (マスカット・ベーリーA), Merlot (メルロ) |
スタイル | Red Wine |
2021/04/18
(2018)
日本の山梨県、ドメーヌ 茅ヶ岳 アダージョ・ディ・ウエノヤマ マスカットベーリーA/メルロー2018。マスカットベーリーAとメルロー。 色味はやや紫がかった濃い目のルビー、香りはジューシーなブルーベリーに、シナモンやドライローズ、腐葉土、仄かにイチゴベースのキャンディ香。 飲み口は豊かな果実味に、柔らかく優しいタンニン、酸味も軽く入る穏やかなワイン。 最初ソムリエ氏からマスカットベーリーA主体と聞き、あ~ギンギンにキャンディ香が効いたタイプかな~とややテンション下がり気味。しかし、ややメルロー比率が高いのかベーリーAが良く熟成されているのか、キャンディ香はアクセント程度に抑えられ、熟成したガメイのような感にまろやかなメルローが組み合わさる、飲みやすく甘ったるすぎないバランスのマスカットベーリーA主体ワイン。 「Adagio」とは音楽用語で「ゆるやかに」という意味だが、確かにまったりできる優しく柔らかいワイン。しかし栽培/醸造は「ゆるやかに」とは裏腹に、産学連携を行いドローン、AI等を活用したIoT農業の賜物とのこと。 余談だが、山梨大学には生命環境学部/地域食物科学科「ワイン科学特別コース」があると教えていただいた。コロナ禍で大学授業もオンライン化するこのご時世、社会人向けのオンラインコースもあると面白いかも。