Dom. Hide Amabie
ドメーヌ・ヒデ アマビエ

やや濁りモヤのかかる、黄金色がかったやや濃いイエロー。粘性はやや濃くディスクは厚い。成熟度が高く熟成した印象。 香りの第一印象は控えめ。特徴として、リンゴ、洋梨、バナナ、キンモクセイ、アニス、お香、ジンジャー。酸化熟成のニュアンスが見られ、ニュートラルな印象。 アタックはやや軽く、甘みはまろやか。なめらかな酸味と穏やかな苦味。スムースでドライなバランス。アルコール感はやや軽く、余韻もやや短い。 エレガントでミネラリーなワイン。温度は11℃〜14℃、グラスは中庸。 ゆったりとした空間、できれば二人以内で。酔いのまわっていない2軒目の一杯目。北海道の優しい白カビ、お新香、柔らかい塩気のあるもの。 久しぶりの濁りワイン。いやらしさのないフェノールの香り。香りのボリュームは小さいながらもしっかりしていて、スワリングしても別の香りに変わることなく、そのまま少しだけ大きくなる。スイカを皮の付近まで食べているような味わい。味わいはしっかりしていながらも、全体的に優しい印象。さっぱりときれいに流れでも、不足はない飲み心地。苦味も穏やかに寄り添う、馴染むワイン。 マーケティングの問題もあるのだろうが、ワインも清酒も互いの用語を無理に持ち出す必要はないと思う。

色合いは黄金色。白桃を感じるアロマと果皮と種からくるタンニン、ほのかに塩味を感じる。 エッジの立ったオレンジワイン。

濃い黄金色 土を感じる濃いワイン

色は少し白濁感のある、オレンジまでいかない山吹色。 香りはちょっと青味のある和柑橘の香り。金柑の皮のような少しハーブっぽい、そして緑茶っぽい香りもします。 最初に口に含んだ印象は、カテキンのような苦味をまず舌の先で感じます。その後金柑やポンカンのような和柑橘の皮の感触にも近い果実味と、ゆるやかな酸味がやってきます。フィニッシュは割とすっきりめ。甘みはほんの微かにあるのですが、ぼぼないと言っていいでしょう。むしろ、若干の塩味を感じます。 非常にライトな、しかし、まさにあのジョージアに近いオレンジワインです。 これを飲んで、品種をシャルドネとはなかなか当てられないと思います。とはいえ、樽なしのシャルドネの印象とは少しリンクするところもあります。 frog的には、苦味と柑橘な皮的な感じが美味しいのですが、かなり個性的なワインのため、なんでも合うという感じではなく、誰でも好きという感じでもないかもしれません。バッチリくるアテを考えたいなー。 なお、350mlボトルです❗️