味わい |
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香り |
ワイン名 | Deutzerhof Gran Duc Spätburgunder |
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生産地 | Germany > Ahr |
生産者 | |
品種 | Spätburgunder (シュペートブルグンダー) |
スタイル | Red Wine |
2015/11/03
(2011)
ドイツ・アール地方のピノ・ノワールです。ドイツァーホフはアール地方ではマイヤー・ネーケルと双璧をなしているワイナリーです。この間はポルトギーザーを飲んだ作り手のピノ・ノワールです。グローセスゲヴュクスがグラン・クリュとすると今回はプルミエ・クリュですね。Duc Grand(グランド公爵)って誰なんだろう・・・早速飲んでいきます。 色調は非常に薄い赤色。グラスから香りが昇ってくる。。甘さ控えめの香りで粘りも薄い。アール地方のピノ・ノワールに前回も見られたラプサンスーチョンや鉄釘の香り。チェリー。焼肉のような焦げた香り。ローストした樽。矢車草のような少し特徴的な花の香り。 アタックは苦味、アフターは酸味が強い。味わいのアセロラ感。白胡椒やハーブが立っていてスモーキーな仕上がり。強いミネラル感にアフターの土っぽさ。アフターにタンニンが強く残っていて飲み頃はまだ先だと思われる。ストッデンに比べるとこちらは果実味のボリュームは同等だが梅・アセロラ要素が強めで少し柔らかい印象を受ける。 ただし焦げたような匂いは共通で、ピノ・ノワールにしては硬質な点は似ている。全体的に甘さやまろやかさを排したダークな世界観。やっぱりシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)のライバルはブルゴーニュじゃなくてピエモンテのネッビオーロだと思うなあ。