味わい |
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香り |
ワイン名 | Cave de l'Ormarine Picpoul de Pinet Carte Noire |
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生産地 | France > Languedoc-Roussillon > Languedoc > Picpoul de Pinet |
生産者 | |
品種 | Picpoul (ピクプール) |
スタイル | White Wine |
2022/01/19
(2008)
価格:1,000円 ~ 1,499円(ボトル / ショップ)
2008 カーヴ・ド・ロルマリーヌ コトー・デュ・ラングドック ピクプール・ド・ピネ カルト・ノワール ラングドック・ルーション/フランス 水曜日のワイン。 娘ちゃんがつくってくれた牡蠣のクリームシチューに合わせて、謎の熟成ワインを開けました。 たまたま別のワインを見つけた、異業種のECサイトにポツンと寂しそうに立っていた(多分)売れ残りのワイン。 ピクプールのワイン自体、もちろん初めてですが、ヴィンテージが2008…なるほど、皆さん手を出しかねたわけだ(笑) しかしこのワイン、お値段が税込み1,331円で、しかも何と送料無料なんですよ! リスクは無いに等しいと判断して、お目当ての2008年産の豪泡(こちらもとてもレア!)と一緒にポチりましたが、トータル3,300円(税込)のお買上げで送料もかからず。 そんな経緯のあるワインですから、正直まったく期待していませんでしたが、これは良い方に外れました。 少しチープな印象の樹脂製コルクを抜き、ワインをグラスに注ぎます(本日はザルトのユニバーサルです)。 外観は、非常に輝度の高い赤みが入りかけた濃いカッパーゴールド。良い感じの熟成色ですね♪ 色みが濃いのに、とにかく透明感が強くて、いつまでも見つめていたくなる、グラスゲイザーな見た目です。 次男と娘は、ひと目見た瞬間、同時に「オレンジワイン?」と声を発していました。そんな色合いです。 香りにも、また良い感じの熟成感が出ています。 連れ合いは、シェリーみたいな香りがするかも?と言いながらグラスに鼻を近づけていましたが、最初のうちはシェリー感はさほどなく、むしろブランデーのような甘いタイプの熟成香を感じます。 グレープフルーツやオレンジピールのような柑橘系のヒントに赤くなったリンゴの切り口のような酸化のニュアンス、そしてチョークとハチミツ。 時間が経つにつれてシェリーっぽく変わっていきますが、全体のバランスは良いですね。 口に含むと、ボディは少し弱めですがしなやかなコクがあり、果実の甘みや旨みがしっかり残っていて、程よく枯れつつある酸と良いバランスです。 全体にまろやかで、旨みがしっかりと乗った味わい。キレイな苦味を伴ったミネラル感も良い利き方をしていて、牡蠣のクリームシチューにも良く合います♡ 余韻には蜜の質感が残り、微かにハチミツの香りが鼻に抜け、ふわっとした優しいフィニッシュ。 なんとも可憐で繊細なワインだと思いました。 全体的な熟成の度合いは、明らかな下り坂ではなく、ピークを超えたところにある緩やかな勾配の高原といった感じでしょうか? このタイプの、ボディの弱い熟成した白ワインは、1時間ぐらい経つとバランスが崩れてきがちです。このワインは、意外に長持ちしているものの、やはり例外ではなく、徐々に徐々にと痩せてきて、弱く緩く小さくなった印象です。 それでも抜栓から2時間弱、しっかり楽しませていただきました。
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