味わい |
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香り |
ワイン名 | Bricco Ernesto Vino Bianco |
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生産地 | Italy > Piemonte |
生産者 | |
品種 | Arneis (アルネイス) |
スタイル | White Wine |
2024/06/19
(2022)
価格:1,000円 ~ 1,499円(グラス / ショップ)
アルネイス祭り!: その47 2022 ブリッコ・エルネスト ヴィーノ・ビアンコ ピエモンテ/イタリア 道草ワイン・その1 火曜日の仕事帰りに、ちょっと道草。 1杯目は、ソムリエールさんからオススメいただいた、初めて見るピエモンテのつくり手さん。何と、アルネイス100%のワインだそうです! プリオッカという、ロエロにある小さな村でつくられているそうですが、DOCなど産地呼称とは無縁なワインのようで、シンプルに「ヴィーノ・ビアンコ」というワイン名。 いわゆるテーブルワインのカテゴリーに入るワインだと思いますが、年間2000本未満というミニマムな生産量もあってか、ボトル価格は、税込みで5桁を突破だそうで、アルネイスのワインとしては、私史上最高額を更新です(苦笑) 50mlですが、もちろんいただきます。 外観は、明るく艶のあるオレンジ⁉︎ これは、どう見てもスキンコンタクトやマセラシオンを経たワインですね♪ ラルムたっぷりで、かなりエキス分の強いワインと推察します。 グラスからは、よく熟した杏やオレンジの皮、グレープフルーツや黄桃など、黄〜オレンジ色のフルーツの香り。 ミントやタイムなどのフレッシュハーブ、生姜や甘草などスパイシーなニュアンスもありますね。 口に含むと、口当たりがまろやかで柔らかなテクスチャを感じ、ますますオレンジワインっぽいですねえ(笑) 赤りんごのような熟した果実の旨み、干し杏の種のところのような、軽い苦みと渋みを感じ、ジョージアのアンバーワインみたいな味わい(やや語弊あり…)です。 ソムリエールさんに確認していただくと、やはり4日間のマセラシオンを経て、樽とアンフォラで発酵&熟成させるワインということで、アンフォラでの熟成期間は6ヶ月だそうです。 ほのかな塩味も感じられ、余韻はかなり長く続きます。 「アルネイスらしさ」はあまり感じない…というのが正直なところですが、素晴らしいワインじゃないですか⁉︎ ちょっと手を出しづらい価格を除いて、私はかなり気に入りました♡ ワインを完全に飲み干してしばらく放置しておくと、グラスの底にそれなりの量のワインが湧き出してきました(苦笑) 僅かな量といえば僅かな量ですが、これがめっちゃ旨いんです♬ ドント・ミス・イット!ですよ。 キャラメルのような、濃厚で甘く痺れる感じの香りも出始めますので、飲み終わっても、グラスはしばらくキープをオススメします✨