Bodegas Arráez Vividor Bobal
ボデガ・アラーエス ヴィヴィドール ボバル

スペインはバレンシアの赤、ボバル主体。個性的なエチケットだけれども、中身はきちんとしています。ダークチェリー、ドライプラムの香りにアメリカンオークの樽香と、ハッキリしたタンニンと胡椒のスパイス感、タバコの葉も強く感じます。冷たいと本領発揮せず、開けて30分位、温度が程よく上がってからが本番。

ラベル面白枠。 まろやかな厚みあるボディと上質なタンニンがある造り込まれた赤。 以下ワインショップの解説文 サイケなラベル、しかし中身はナチュラル。 マイナー品種を使った、濃厚ジューシーなスペインワイン。 アントニオ・アラエス　≪スペイン　ウティエル・レケーナ地方≫ ヴィヴィドール 2015 サイケデリックなラベル、ジューシーな味わいのヴァレンシア赤。 「アントニオ・アラエス」はスペイン南東部ヴァレンシア州の最南端ラ・フォント・デ・フィグエラ地区にあるワイナリーです。彼らのワイン造りの始まりは1916年、周囲のいくつかの農家が自分の育てたブドウを使ったワインを造り出すために共同でワイナリーを設立したことから始まりました。1950年以降はアラエス家による家族経営にシフト。現在のオーナーは３代目となるトニ・アラエス・カラブイグさんです。 彼らのラベルはどれもド派手といいますか、目をひくデザインなことで有名。なので中身も奇を衒ったものかと思いきや、ワイン自体は大変にナチュラル＆クリーンなんです。健全で良質なブドウ栽培と、過剰な要素を排した自然な醸造をしているのだろうなということが一口飲んでわかる、豊かな果実香と柔らかながらも濃い味わいのワインたちです。 今回は彼らの新着アイテム「ヴィヴィドール」。 まずラベルにどうしても目がいってしまいますね。ビートルズ「リボルバー」のジャケットを思い起こさせずにはいられない。でも先ほども書きました通り、中身はある意味王道ですから面白いですね。 ウティエル・レケーナというヴァレンシアの産地から収穫したブドウでつくった赤ワインです。ウティエル・レケーナは、港町ヴァレンシアから西に70kmほどいったところにある台地にひろがる産地。栽培面積は合計で実4000haと、ヴァレンシア州が誇る一大産地です。 ここはなんといっても地場品種ボバルで仕込んだ赤ワインが有名。ボバルは中世からヴァレンシア地方で栽培されてきた黒ブドウです。栽培マネージメントが大変という理由から、かつては絶滅危惧品種といっていいほどマイナーなブドウでした。が、「手間をかければ美味い！」ということを証明したワインたちが数多く登場、近年になって注目度がアップしてきている品種ですね。 濃厚ですがタンニンは柔らかく、酸も綺麗に出る品種なので、パワー系からエレガント系まで生産者ごとに味わいも変わってきますが、最近はとくに綺麗めなスタイルが増加傾向にある印象です。このヴィヴィドールも、土着品種ボバルを主体にした赤ワインです。ボバルのほかに、ガルナッチャ(=グルナッシュ)を15％ほどブレンド。タイプとしてはバランス型でしょうか。タルがっちりパワフル系ではないけれども、果実のボディは肉厚だし。濃厚ながらもナチュラルさを常に見失わないアントニオ・アラエスらしいワインです。 ブラックチェリー、桑の実、煮詰めたイチゴ、ヴァニラの香り。 ちなみにヴィヴィドールとは「人生を謳歌する者」という意味で、このワインを飲んで人生を楽しんでほしいという造り手の思いが込められているそうです。 フレンチオーク・アメリカンオークで４か月間の樽熟成。 品種:　ボバル85% ガルナッチャ15%

マルゲリータと、とても相性が良かった。

BBQ用にどうかなと購入。ミディアムでタバコが強め。雑味がなく少し甘めで飲みやすい。好評でした。

野毛の中華ビストロにて。スペインのボバル種。葡萄の旨みが感じられた。ラベルが突っ張ってる感じでしたが、呑んでみるとどんどん媚びてくるのが嬉しかった。

ウティエル・レケーナ。ボバル、ガルナッチャ。パラジャパンさん。 甘みを感じるキレーな果実味からの締まったタンニン。 ぶどうの旨味がしっかりした一本。

好きな味

ボバルはやっぱり美味しい！飲みやすい。