味わい |
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香り |
ワイン名 | Binner Katz' en Bulles Rizlin |
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生産地 | France > Alsace |
生産者 | |
品種 | Riesling (リースリング) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2024/10/14
(2019)
No1532
2023/08/25
(2019)
『No.1004 プロレス的味わい』 そろそろ世間的には夏休みが終わりを迎えるころ。小学校や中学校の頃、絶頂的に憂鬱だったこの頃。そう宿題である。基本的に僕はおしりに火がつかないと物事を片付けられない性分で、もうそれは小学生のころからだった。 母や父にこっぴどく叱られ、叔母まで手伝いにこさせ、泣きながら宿題を片付けていた。そして妻もそんな感じだったそうで。 となると、二人のDNAをたっぷり引き継いだ我が娘もそうなるのかな…うん、たぶんなるんだろう。ソファに寝っ転がりながらだらだらYouTubeを見ている娘を見てつくづく確信するのであった。 そんなことを思いながらの今夜の夕飯のメニューは… ・鶏肉とジャガイモのグリル(ローズマリー風味) ・キャベツとマッシュルームのアンチョビ炒め ・麻婆茄子(セブンの冷凍モノ) それに味噌汁といった具合。そしてフランスはアルザスのクリスチャン・ビネール、カッツ・アン・ブル・リースリング2019年をお供に。リースリング100%の炭酸モノ。夏の終わりによろしいのではないかと…まだまだ残暑は厳しいけども。 王冠を静かに開ける…音はあるが、吹きこぼれ無し。その点だけでも合格。グラスに注ぐとジュワっとした少し粗目の泡と濁りが感じられるレモンイエロー。もうこれだけで美味しいのがわかる…少し贔屓目ではあるけれど。うっすらオレンジやレモンのような柑橘や擦りおろした林檎のような果実香。うっすらトーストっぽいニュアンスも感じたり。そして一口…あ、ごめん、もう一口…おっ、これは凄い!そして美味い。一口目に感じる柑橘系や桃、林檎の果実味、そして少し粗目のクリスピー感あふれるガス感。酸味はあくまでアクセント、そして押し寄せるようなゴリッゴリのミネラルの応酬。中心からほとばしらんばかりの旨味。さらに酵母感。複雑で少々荒くれて、奥行きや凄みまで感じる味わい。 ただこれだけは言わせてほしい。ただ荒くれているだけではない、各々の技や技術を美しくエンターテインメント感たっぷりに見せてくれるプロレスのような感じと言えばいいのか…わかんないかもだけど、そんな感じ。 鶏肉とジャガイモのグリルに合わないはずがない。美味しい!どちらも止まらない。キャベツとマッシュルームをアンチョビで炒めただって?やめてくれ止まらないよ、箸とグラスが!麻婆茄子、悪魔のささやきのような… 要は全部に合いました。しかしこのワインはたまらなく美味しい。ごちそうさまでした!
2024/07/06
(2019)
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