1962年、山梨県笛吹市に創業したワイナリー。創業者の前島福平は、この地で米や肥料を扱う問屋を営んでいたが、毎日一升瓶を空けるほどの酒好きだった。ワイン造りにも関心を持ち、狐新居(きつねあらい)区の公民館脇に醸造所を造り、地域の農家達で運営されていた「御代咲醸造」を全面的に引き取って株式会社化。本社工場から南アルプスの山並みが綺麗に見える事から、「アルプスワイン株式会社」と名づけた。社の合言葉、“Small Winery・High quality”を実現させ、本格的な食中酒向けワインを造る為、2004年より特区制度を活用した自社管理畑を取得し、その畑のブドウから醸造する「Platinum」シリーズを製造開始。三代目で孫の良は、若手醸造家グループ「アサンブラージュ」のメンバーでもある。